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Story of my life

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2012年04月02日
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カテゴリ:今日の出来事
義父は抗がん剤を通院で受けながら平常な日常を続けている

敬虔な神道の信者なので、精神的にも強いのだろうと思っていたが

やはり妻には辛くあたる時があるそうだ

私や息子(主人)に見せる態度とは違うと義母は言う


庭で家庭菜園をしている

これは新築時、私がやりたいと言って実現したものだった

しかし、私の考えが甘かった

同居してみれば、私の自由にできる場なんて無かった

何を植えたいかとさも好きなようにやっていいかの様に言われたが

一から十まで義父の言う通りにやらねばならない

私が自分勝手にやろうものなら、それではだめだと口を出され

私はカチンとくる

義父の知識はすごいので、ご近所からも褒められる出来栄えだけれど

私が作った気分にはまったくならない

確かに、この土地は義父の物

私の思いは引っ込めるのが筋だと理解した

何のことはない

結局一番菜園を楽しんでいるのは義父だった

良くできた、美味しいねと喜んであげるのが私たちの役目だったのだ


病気の義父にとってそれが喜びとなるなら

がまんするしかない

ただ、多分、こんな私の気持ちを義父は知っていて

意地悪している様な気がするのはいけないことだろうか

とにかく、私にこうやるのだとくどいくらいに菜園の仕方を語る

別に自分のやりたいようにやれば、楽しめば良いと思う私なのだが

義父のやり方が一番正しいのだと押し付けてくるようで

やる気を失う


そういえば、主人の家族を見ていて思うのは

感情表現が乏しいという事

きっと父親が絶対の価値観で押さえつけていたからなのかもしれないなと思う


愛と価値観とは対義語だという

自分の価値観を絶対正しいと主張しずぎると愛を失う

自分の価値観を自分だけの物と考え、他人には他人の価値観があると尊重できる人は

愛情が深いという

そう、言い方はきついかもしれないが

義父からは愛情が感じられない

優しい人とは思うけれど

包容力を感じない





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最終更新日  2012年04月02日 15時16分29秒
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