カテゴリ:私と音楽
前日のリハを終え、家に帰って湯船に浸かりながら頭と足首を引っ掛けて、脱力。 震災後の節電で、ステージ上の温度がとにかく暑かったんです。 設定温度は多分28℃だったんでしょうけど、ステージ上の実際の温度は照明などのせいもあって30℃をゆうに超えていたはず。 ピッチも合わず、キーは汗で滑ってしまって参りました。
当日、あの昨日の暑さでどうなるか・・・と憂鬱だったのですが、事務局長がホールの方に「とてもじゃないが、暑くて演奏できる環境ではない」と伝えてくれて おかげさまで前日の罰ゲームのような環境から一転本番前も本番も快適に演奏することができました
開演10分前に舞台袖集合。 隙間から見えるお客様は去年と同じくらい・・・少ないなって感じました。
オープニングのラプソディック・エピソードが終わると数名のグループ?の方達とか 他にもちらほらお客様が増えて来ました。
2曲目は海の歌。 毎回思いますが、パーカッションのトラさんは当日だけ「チャイム」を叩きます(鳴らします) ”ど”ソロなわけで、すごいなあ。。。って。 指揮の先生の海の歌のイメージは、日本が開国する前の、木造の船のような感じなんだそうです。 穏やかな海から帆をあげた船が大海原に旅立って行く。 静かな海で順調な航海をはじめた船が、時に波立つ海であったり、嵐であったり、そんないろいろな海の表情を感じながら目的地へと進んでいく。 そして航海を終えた船はまた穏やかな海(港)に戻ってくる・・・
私は、海そのものの表情を描いた曲と思って吹いていたので、曲の中で船が海のいろいろな情景を感じていると思うとまたちょっと違った感じ方ができたような。 うまくは言葉で表現できないのですが。
3曲目威風堂々はCMだったり、サッカーの試合だったり、特に音楽クラシックが好きなわけではない方でも耳なじみのある曲ですよね。 演奏会アンケートでも「1位」の曲でした。
私はあまりテンポは速くないほうが好みなのですが、オーケストラと違って吹奏楽だと重くなってしまうのか、Youtubeだと割りと速いテンポの演奏がUPされていたようです。 しかーし! あまり速いと、手と口とがついていかないっ 本番の一週間前になぜかテンポUPを試みた指揮の先生 前日のリハでテンポの最終確認をしたところ、今までの練習と同じテンポに戻すとのことで一安心。
1部は大きな崩れもなく、練習で「陳腐な演奏にならないよう」練習に取り組んで来た成果がでたかな・・・って思っています。
お客さんが去年より増えたことで、拍手がとても温かかったです。
2部のPOPS STAGEは・・・ サウスランパート・ストリート・パレード、これはソロががっちり吹ききってくれて、客席もとてもノリが良かったです。
その後のFeature Program
なんてったってアイドルの冒頭部分をトランペット女子が歌い、 ガラガラへびがやってくるでは、とんねるずならぬメタボルズがステージ上を駆け巡り・・・ セーラー服を脱がさないででは、即席おにゃん子クラブ(ほぼリアル世代で構成)で恥を捨てて踊り・・・ 海雪では、ジェロが声を出さずに歌い(苦笑) AKB48メドレーはテンポを崩さないよう、パーカスがカウベルで拍を取ってくれました。
この後 川の流れのようにを演奏。 50代以上の方が多くを占めるうちの楽団の演奏会、とても大きな拍手をいただきました。
最後は吹奏楽のための犬夜叉。 疲れて気の抜けた演奏にならないよう、緊張感を持って吹ききりました。 ちなみに次男はこの犬夜叉が一番今回の演奏会でよかったとか。
アンコールに上を向いて歩こう、アンコール止めに森のくまさんスーザに出あったを演奏。
震災があって、準備不足、練習不足、いろいろ今回もハプニングがありましたが、無事終了となりよかったです。
ロビーでお客様をお見送りする際、次男の後輩の妹さん(今度中学の吹奏楽部の部長さん)が来てくれて。
いつもおばあちゃんとお父さんと来てくださるのですが、初めておばあちゃんとお話しすることができました。
楽しみで来てくださってることとてもうれしいですし、これからも頑張らなくっちゃって思います。
Mちゃん、高校かその先進学したら入団待ってるよ
昨日からまた来年の定演に向けての練習が始まりました。 2週間吹かなかったら口が鈍ってしまって昨日の初見大会はぼろぼろ。 涼しくなってきたので、個人練習も含め練習練習です お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|