先日、私が仕事をもらっている
加賀友禅作家のＳ先生から、
今年の新作展が問屋さんであるからと
お誘いを受けて行ってきました。



それが・・・・・・
私が思っている以上に先生は、
立派な方でした！
 

先生だけ、特別な空間が設けられ
特別企画展・・・・・作品展
になっていました！

今頃気づくなんて・・・・・どうしよう～～～！！



私は、着物を作る時の一番初めの作業をしています。
”下絵をしています”と答えるのですが、
どんな作業かを簡単に言いますと・・・・

先生が、紙に描いた原画↓を


仮縫いされた着物の生地にトレス↓（写す）作業です。


後で私が描いた輪郭にノリを置いて洗うため
花の汁を和紙にしみこませた青花
というものを筆つけて描きます。


私の描いた着物が最終的にどうのように仕上がったかは
なかなか見る機会がありません。

ところが、今回の展示は、
私の描いたものが沢山ありました。＾＾
　
振り袖　　　　　　　　　　　　　　　　　　　のれん

　
訪問着　　　　　　　　　　　　　　　　　　　掛け軸


これは、ほんの一部ですが、
私が描いたものです。
とは、言っても輪郭だけですよ～。

私の後にノリを置く人、
彩色をする人、染める人などなど・・・・
沢山の方によって出来ています。

先生、言わく
「皆が頑張ってくれるお陰で、いつも良い作品が出来ている」
 謙虚な方です！！


なのに私ったら・・・・いつも
近所の叔父さんにでも話すように
気楽に世間話をしていたんだから・・・・・
恥ずかしいです。
( ≧┰≦)ゞ

今更、どのように接すればいいの～