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2005年11月19日
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1970年ノーベル賞受賞者のLinus Pauling博士は

大量のビタミンCで風邪を予防することができる、

少なくとも症状を和らげることができると発表しました。

現在まで多くの研究がなされていますが、

高用量のビタミンCではっきりした効果が出なかったり、

より少ない量でもすぐれた予防効果が出たりして、

研究面ではビタミンCの効果に議論の余地があります。

ビタミンCの一日の所要量は45mgといわれていますが、

ビタミンCの錠剤は小さくても100mg、普通は500mgです。

現在では多くの人がビタミンCの錠剤1~2錠を一日数回

のんでおり、一日の所要量をはるかに超えています。

過剰なビタミンCは、尿中に排泄されるのでほとんど無害ですが、

1日10gを超えると下痢などがおこることがあります。

大量にビタミンCを摂っている人は、ビタミンCによって

風邪を予防する効果を体験しています。

ビタミンCは風邪だけでなくインフルエンザも予防します。

Pauling博士、Szent-Gyorgyi博士は、大量のビタミンC摂取は

ウイルス感染を防ぐと報告しています。

大量のビタミンCによって、細胞はインターフェロンという

ウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ物質を産生します。

これによって感染が予防されます。

1943年に、適量のビタミンCは白血球の活動性を良くすると

いう報告がされています。

白血球は、血液の中にある細菌を殺す細胞です。

ビタミンCが過剰だと、逆に白血球の活動性は低下してしまいます。

高用量のビタミンCは、髄膜炎やウイルス性肺炎など

急性で致命的な感染症でも効果を上げています。

24時間で45gのビタミンCを点滴するという超大量投与後

数時間で劇的に病状が改善したという報告があります。





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最終更新日  2005年11月19日 23時14分22秒
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