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カテゴリ:手塚治虫とマンガ同人会
~山形マンガ少年~ 第三部 『熱い夏の日』 ●雑感その3 忘れていた記憶 よみがえる事実 第924回 2007年5月19日 この「山形マンガ少年シリーズ」は、そもそも昭和45年・1970年に絵物語「はじめちゃんの東京騒動記」がもとになって、修正と加筆などを経て、三部作となりました。 当時、私が高校二年生。夢にも見たあこがれの手塚治虫先生に会ったり、生原稿を一ヶ月近くも持っていたり、それはそれはすごい体験をしたものでした。 そしてその貴重な体験を記録に残そうと、手塚治虫先生の絵物語「ハトよ天まで」の形体を真似して描いたのでした。 当時は未完成のまま残した「東京騒動記」を仕上げてみないかと、誘ってくださったのがたかはしよしひでさんでした。 同人誌「ポップ」に掲載したところ、たかはし先生はインターネットを始め、「東京騒動記」のホープページを立ち上げてくださいました。 連載していくうちに、未完では読者に失礼だから仕上げてよというたかはし先生の命令で、書き足していきました。 当時の模様は私の記憶にしっかり残っていたと自信があったのですが、三十年以上の昔のことなので、あいまいなことや忘れてしまったこと、物語をおもしろくするために創作を入れようとしたときに、まったくの偶然ですが、その創作が実際にあったことだったことを知るのでした。 例えば、酒田の村上彰司さんがCOM編集部にスカウトされていたことや、幼なじみの女子高校生からまんが展に寄せられた詩や学校帰りの私との会話などがそれです。 まさか書こうとしたことが実は本当にあったとは、私の記憶にはありませんでした。 すっかり忘れていた記憶は、この小説を書き進める中で事実がわかってくるとは、「事実は小説より奇なり」だと思いました。 (文中の敬称を略させていただきました) ~山形マンガ少年~ 第三部『熱い夏の日』 ●雑感その3 忘れていた記憶 よみがえる事実 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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