~山形マンガ少年~ 第三部 『熱い夏の日』
●雑感その6 消えた手塚治虫のハガキ
第927回 2007年5月21日
私は手塚治虫先生から二回ハガキをいただきました。
一回目は小学6年生のとき、二回目は中学3年生のときでした。
いづれもハガキに本人の文字で書いてありました。
一回目のときはビックXの絵とサインが墨汁で描いてありました。
あまりのうれしさで小学校のクラスの中で見せて歩きました。
(はじめちゃんの東京騒動記を参照ください)
後のこのハガキは、自分が発行していた「井上IH文庫」という回覧マンガ誌に載せました。
そしてこの文庫のすべては、東京狛江に住む親戚のY子ちゃんに預けました。
しかし、このY子ちゃんはすでにこの世にはおりません。
もう一枚のハガキはどこに保存したのか、いまだに見つかりません。
(旅立ちの歌を参照してください)
超売れ子で、しかも社会的にも注目を浴びていた手塚先生からの直筆のハガキは、いったいどこに消えてしまったのか、あの頃を想い出すたびにもったいないことをしたと反省しています。
第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ
第二部「旅立ちの歌」のホームページ
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(文中の敬称を略させていただきました)
~山形マンガ少年~ 第三部『熱い夏の日』
●雑感その6 消えた手塚治虫のハガキ