~山形マンガ少年~ 第三部 『熱い夏の日』
●雑感その8 恩師 春日先生の十三回忌
第931回 2007年5月24日
5月21日は中学の恩師「春日英朗」先生の十三回忌でした。
春日先生は中学2年、3年生の担任でした。そして社会科の担当でソフトボールの顧問でした。厳しい先生でしたが、私のよき理解者であり、勇気をたくさんくださったのでした。
先生は身体が弱く、「あと三年も生きられないかもしれない」と泣いて告白されたときは、とてもショックだったのを今でもハッキリと覚えています。
中学を卒業してからも、同級生と会うと「春日先生は生きているか?」というのが合言葉になってしまいました。
それでも無事退職され、悠々自適な生活を送られてたと思っていた矢先の1995年に亡くなられたのでした。
私はとてもショックで、生前中にもっと先生に会っておくべきだったと、自分を責めたものでした。と、いうのは、春日先生のご夫人には仕事で、たいへんお世話になっていて、ちょくちょくお会いしていたからです。
1995年の阪神大震災時には私たちがボランティアに行くときには、春日ご夫人は食事を差し入れしてくれるなど、ほんとうに親しくさせていただいただけに、悔しくてどうしようもなかったです。
最近は友人と連絡して、私が焼香に行くことにしています。
きっと、春日先生とこのクラスの仲間に出会わなかったら、私はマンガを描いていなかったでしょうね。
詳しくは「山形マンガ少年シリーズ」をどうぞ。
(イラスト・米沢市立第四中学校・三年三組の教室/byみちのくはじめ)
第一部「はじめちゃんの東京騒動記」のホームページ
第二部「旅立ちの歌」のホームページ
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(文中の敬称を略させていただきました)
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