~厳しさを増す介護業界~
●研修交流会に参加
第994回 2007年12月12日
今日は朝から山形市のウェルサンピア山形に出掛けました。
介護労働安定センター山形支部主催による「賛助会員交流会」に参加するためです。
県内各地から約50名の参加者でした。
グループ討議では「厳しさを増す介護業界に求められる将来像」のテーマで参加者が5グループに分かれて話し合いを行いました。
特定非営利活動法人、社会福祉法人、医療法事、有限会社、生活協同組合の法人の違いはあっても、経営者や人事管理職のメンバーなので問題点や悩みは共有できることが多かったです。
どの事業所も人員確保が間に合わないために、多少人事計画とは違う人物であっても受け入れていこと。
介護保険事業であるために資格優先になり、実力がなかったり、機嫌が悪い人でも目をつぶって採用していることなどの悩みは多々ありました。
その割には事業がたいへんで、福祉事業が儲かると思ったら大間違い。
利益がでているのは非営利の社会福祉法人という変な業界であることなどが話されました。
私は、職員採用時には、いままでいたところの悪口を言う人は採用しないことを述べました。
するとみなさんはそんなことを言っていたら人員が確保できない。例え雑巾が絞れなくても、掃除機がかけられなくても採用していると言われて、ビックリしました。
みなさんは「地域に根ざした事業を目指す」と言われましたが、私は「人に根ざした福祉を目指す」と言いました。
また、素人の感覚を持っているプロ集団と、素人だけれど専門家のような実力を持ったボランティア集団を作りたいと申し上げました。
いろんな事業者が集まり、それぞれの個性が光って見えた交流会でした。
2007年12月12日 水曜 記
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07年12月12日 水曜
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