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帰省してみても母のハイ状態はかなりのもので、一日中話しっぱなし、動きっぱなし、夜中も寝ない。。。 ずーっと興奮状態でした。 おかげで父も私もへとへと。 でも母としては、自分でも解っているところが辛いんだろうな。 その証拠に何か言うたびに、何かするたびに、「ごめんね。」って必ず言ってた。 帰省して2~3日してから、こんな実家へ本当に里帰り出産で帰って来られるのか。。。 里帰りした時に母がもし具合悪くなってしまったら、家事とかは自分でやらなきゃいけなくなるし、そしたら私の負担が重くなる。 里帰りの意味ないじゃん? とかなり悩んでいた時、ふと考えたんです。 親に甘えて、あわよくば子供っちの面倒を全て両親に任せようとしているんじゃないか? それってちょっと違わない? あくまでも子供っちの面倒を見るのは私。 両親には少し手をかしてもらうぐらいが本当なんじゃないか? 親に甘える為に帰ってくるのではなくて、家事全てと子供っちの世話、 全部自分でやるぐらいの気持ちで里帰りしてこよう。 考えてみれば、父が毎日帰ってくるという、ごく当たり前の状況が産まれた時から私が実家を出るまでほとんどなくて、今まで親子3人で暮らした事があまりない私にとっては、父・母・私の親子3人で生活できる最後のチャンス。 そのチャンスを生かす為に帰ってこよう。 そう覚悟を決めたところでした。 そして里帰り出産候補の病院の初診日を迎えました。 初診日は17日でしたが、2~3日前から、あまり眠れませんでした。 明け方の4時まで眠れずにうだうだ色々な事を考えていて、まるで流産した時のように神経が高ぶってしまっていました。 「これはまずいな~。」と思いつつ、夜中になると決まってお腹が張ってきて益々眠れなくなってました。 胎動が感じられて、子供っちが元気なのが解るのがせめてもの救いでした。 寝不足のまま、初診日を向かえ、父の車で父母と3人で病院へ向かいました。 そして、先生とご対面~。 先生曰く、 『検査結果から見る限りでは、あなたは抗リン脂質抗体症候群ではありません。 従って、今おこなっているすべての治療はあなたには必要ありません。 治療方針と異なることをしているあなたが転院してきても、こちらは責任が持てません。 (なので他の病院へ行って)』 という事でした。 かなりはっきりとした厳しい口調で言われてしまいました。 すべてですよ!す・べ・て。 正直なところ、プレドニンはともかく、カプロシンやバイアスピリンまで否定されるとは思いませんでした。 私は久々にノックダウン。 泣きたいのを我慢しつつ、診察室を後にして両親のいる待合室まで行きました。 要は『百歩譲ってカプロシンは必要ありとしても(うちじゃやらないけど)、膠原病でもないのに、早産や感染症、胎盤癒着など、かなりのリスクを背負わなくてはならないプレドニンを飲んでいるのがおかしい。』 プレドニンについては確かにそうなんですよ。それは自分でも解っている。 「プレドニンを飲むのはいまいち自分でも納得できないところがあったので、かなり拒否してみたんですが、飲んだほうがいいと言われて…。」 と言ったのですが、 「あなたは何故自分が納得できない治療を受けたりするんですか??」 と逆に叱られ、 「その時、かなりの出血をしていたので、まずは出血を止める事が先決だと言われました。」 とその時の状況を説明。 「出血は妊婦さんにはよくある事だし、細菌感染しただけじゃないの? カプロシンで出血が止まったというけれど、カプロシンは出血を助長させるものだからおかしい。 ただの偶然でしょ。」 と言われる始末。。。 偶然って… 「血栓ができるから、そこから逆に出血が始まるんじゃないんですか?」って言ってみようと思いましたが、何となく何を言っても通じないお相手のような気がして、もう言うのをやめました。 でもなぁ。 ここまで言わなくても… 父曰く「かなり自分のやっている事に自信があるんだなぁ。」←確かに。。。 「あなたの通っている病院がある県は、不育症の症例は少ないはずですよ(だから知識不足なのでは?)。」って言われましたしね。。。 お昼ごはんを食べつつ両親と相談した結果、 今まで順調に来ているのは間違いないし、ここで今までの治療をやめてしまったら、どっちの病院とも相談できなくなるので今までやっている治療は続ける。 予定通り自宅へ戻ってから、埼玉医科大に相談してみる。 翌日、母の主治医の膠原病内科の先生に相談してみよう。 という事になって、帰宅しました。 その夜、注射する時間が来て、注射の用意をしながら、 「必要ないのか…。」と思ったら、何だかむなしくなってしまった。。。 その日も眠れなかった。 翌日、母と2人で母の主治医の先生に相談。 先生曰く、 『昨日行った病院で受け入れ拒否されたのは、やはりプレドニンがネックなのではないか。 こちらの病院で受け入れてもいいが、今かかっている病院の先生との信頼関係がきちんと 築かれているのであれば、今までのデータの蓄積もあるし、今かかっている病院で 出産するのが一番いいのではないか。 違う病院を当たってみても、言われる事はきっと同じだと思う。』 との事でした。 30~40分ぐらい話して戴きましたが、わからない事は「わからない。」と言って戴きつつ、こちらの質問にはきちんと答えて戴いたので、不安がかなり解消されました。 やはり私の検査結果からだと、母の病院ではバイアスピリンのみの治療となるだろうとの事。 流産を繰り返していて抗リン脂質抗体症候群の疑いがある人でも、検査してみると検査結果には異常がない事が多い事。 2回とも胎のうしかみられなかった流産なので子供側の問題だったのではないか。 特に1回目は早い段階の流産だし。2回目はちょっと解らないけど。 (↑内科医だから仕方ない。もっともな意見だ。) 私の場合は家族性高脂血症もあるので、万全の母体で何も治療する事なく、妊娠を維持するのは難しいだろうという事。 色々お話してくださいました。 最後に 「そりゃ薬飲まないにこした事ないけど、今まで順調にきているんだし、あと1ヶ月じゃない!(^^)」 と言っていただきました。嬉しかった。 その夜、また父母と会議。 やはり埼玉医科大で出産するのが一番いいのではないか。 出産の時は、父母が自宅近くまで行ってあげるから。 おかーさんが行けなくてもおとーさんだけでも行くから。←おとーさんが来ても…とちょっと思っちゃったけどf^_^;。 という事で、埼玉医科大へ行ってどう言われるかはわかりませんが、里帰りはせずに自宅近くで出産する事になりそうです。 里帰り候補だった病院の先生には色々言われてしまいましたが、でも今まで順調に子供っちを育ててくださったのは埼玉医科大の先生方だという事は間違いない。 出血した時、最善を尽くしてくださったのも、この先生方。 傍からは、そして、後からは何とでも言える。 だから、私は自宅近くで出産する覚悟を決めようと思います。 母に「きっと、イワナくんと離れたくないんだよ。」と言われて、 「そっか~。」と、妙に納得してしまったけやきさんでした。 その夜、イワナくんの実家へ事情を説明する為、電話をかけました。 父母をはじめ、イワナくんのご両親も、色々心配して頂いて、色々考えてくださって。 そして誰もがみんな、「あなたとイワナくんで決めなさい。」と言ってくれました。 それが私としては感謝です。 子供っちは幸せな子です(^^)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年08月19日 23時00分56秒
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