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テーマ:中学生ママの日記(17700)
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平成17年度は経済教育元年と謳われたそうで、
小中学校によっては模擬で株の取引の授業なども取り入れられたらしい。 経済教育を提唱している竹中平蔵総務大臣はこんなことを言っている。 『世の中の仕組みというのは大変重要。その仕組みというのはどんどん変化している。今この瞬間にも変化している。だから小さい頃からいろんなことを考え続けていく習慣をつけることが、大人になってからも意味を持つ。世の中の仕組み、これがまさに経済』 朝、パンを食べた。 パンは小麦から作る。 小麦は外国から輸入しているから円とドルの関係などで価格が決まる。 車に乗った。 車はガソリンで動く。 原油の値段によって価格が決まる。等等 というように経済は生活そのものであることに違いないけど、 普段そんな風には思わないだけで・・・・ 世の中の仕組みを知る・・・ それを家庭の中でも話したりするのは大事だろうし、大いに必要だとは思う。 でも経済を知るために小中学校で、株取引の授業をするとなるとどうなんだろう。 このことに関しては賛否両論らしいが・・・ 私の中では 株=リスクの伴う投資 そんな思いが強いせいか、どうもギャンブル的な意味合いになってしまう。 だから子どもたちが中途半端に株取引を学んだとき、マネーゲームになって、働かなくてもお金を儲ける手段にしてしまわないか不安がある。 今年の1月、マネックス証券が「株のがっこう」なるものを開催したそうだ。 そこの社長である松本大氏が 「大人になってから投資について話をしてもすぐに『利殖でしょ』とお金を稼ぐほうにいってしまう。だから利殖を考えるようになる前の子どもの時に、投資に対する考えかたを一般教養として広めていくことが大事」だと。 この「株のがっこう」でとくに熱気を帯びたのは 将来有望な銘柄を見極めるという授業だったそうだ。 会社の経営方針や業績などのデータや株価チャートを参考に、将来の株価の動きを予想するのだそうだ。 ネットで株の売買ができる時代。 マネーゲームになる前に教える必要がやっぱりあるのかな?! って、私はさっぱり株の知識はない。 某信用金庫で働いている知人が 昨年は定期預金を解約して株に投資する人がかなり増えたといっていた。 それも株ははじめてという人が多かったと・・・・ 「夢と希望とサムマネー」 これはチャップリンの「ライムライト」で出てくる言葉。 国会で小泉総理も引用していた。 夢と希望とサムマネーがあれば自分の人生は充実して生きていける、生きている価値はある、ビッグマネーでなくてもいい・・・・ そんなチャップリンの思いがこめられているのだと思う。 夢を語るのが教育で、希望を語るのが教育で、サムマネーについてしっかり正面から向き合うのも教育。 教育というのは子どもたちが世の中で生きていけるようにするため・・・ だと思う。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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