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2006年12月15日
カテゴリ：テレビ
昨日のＤｒコトー診療所、これぞコトーというドラマだった。
ここ２，３話、あいかわらずいいドラマだけれど 感動とか涙を流してというまではいっていなかった。 もう第１０話は涙・涙・・・だった。 乳がんの手術を控えた彩佳は不安を押し殺して 一人で治療に励んでいる。 「生命と多少の後遺症、どちらが大切ですか？」 主治医の鳴海の言葉に本当なら 後遺症を残したくない、島の看護師を続けたいという思いを ぶつけたいのに ぶつけられない。 コトー先生にならきっと ぶつけていたはず。 彩佳の病気を知った星野さん。 「がんは治るか治らないかではなく、生存率でしか言えない」 そんな鳴海医師の言葉に 「生存率って何なんですか？！」 患者は実験台か、１０年たったとき統計をとるための道具なのか と、やるせない思いを怒りとしてコトー先生にぶつける星野さん。 星野さんの気持ちは痛いほどわかる。 なぜ、コトー先生が手術をしてくれないのか なぜ、島の診療所で治療をしてくれないのか だから 「病院なんてどこもそんなものでしょう。 あの人に娘を安心して預ける気持ちにならない」 コトー先生に・・・ 診療所で・・・・ 切なくて切なくて 星野さんと一緒に泣いてしまった。 そして昌代さん。 この女優さん、こんなに演技お上手だった？ 「ごめんなさい。つらかったね。 おねがい！ 彩佳のそばにいて」 もう号泣  コトー先生のつらい気持ちをわかってくれた。 コトー先生は彩佳が島をでてから ずっとずっと後悔してたんだもの。 どうしてもっと強く引き止めなかったのか 人として・・・ この人としてっていうのは コトー先生としてではなく 一人の五島健介として・・・ たとえ後遺症がのこっても 前向きに生きていこうと思えるようになったとコトーに話す彩佳。 自分がリハビリに励むことで苦しんでいる患者さんを助けられる・・・ 自分は全然大丈夫と強がる彩佳。 本当は大丈夫なんかじゃない コトー先生に会いたくて コトー先生にそばにいてほしくて でもコトー先生は島の１８００人の生命を預かっている医師。 だから自分ひとりのためにきてほしいなんて言えない。 彩佳が一人で不安と戦っていることも 自分を必要としてくれていることも わかっているコトー先生。 自分が行っても専門医のスタッフがついている。 そばにいてあげることくらいしかできないというコトー先生に 思わず 「行ってあげて。彩佳のそばにいてあげて」 和田さんじゃないけれど 「だから行くんじゃないのか」 和田さんかっこいいんだから！ 入院している彩佳のもとに 「きちゃった」 って・・・・  父親の星野さんが彩佳をたずねたとき 島のことや診療所のことを必死で考えないようにしてたのに つらいから 「帰って」 と追い返してしまった彩佳。 コトー先生がまるでサンタのように 島の人たちからのお見舞いの品をいっぱい 持ってきたときの 彩佳の嬉しそうな顔・・・ 再発する可能性だってあるという言葉に 「大丈夫ですよ。 彩佳さんは病気では死にません。もしも再発しても 僕が何度でも何度でも治します。 僕はずっと彩佳さんのそばにいます」 なにこれ？ プロポーズ？？ いいなぁ～ そして 「僕にオペをさせてください」 そうか～そうなのか～ そばにいるだけじゃなくて オペしにきたのねぇ そうだよね スーパージェッター でなく スーパードクター Ｄｒコトーだものね。 来週が最終回。 早く見たいような見たくないような・・・ 寂しいなぁ ところで 彩佳のアパートの前で星野さんと彩佳が繰り広げる親子バトル 「私のことはほっといて！」 ・・・・・・ ・・・・・・ 「そんなことできるか。 自分の娘をほっとくなんてできるか」 この場面で 「北の国から」秘密だったかな？ 蛍が不倫して暮らしている場所に行って 父親の五郎さんが 「ほたる～ いつでも富良野にもどってこい」 っていう場面を思い出してしまった。 父親にとっての娘 かわいくて なんでも許してしまえるのかもしれない・・・・ いいドラマでした。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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