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2006年12月22日
カテゴリ：テレビ
終わっちゃいました
『Ｄｒコトー診療所２００６』 島の人たちに受け入れられて 家族のようになっているコトー先生。 医者として患者を家族として診ることができるのか 家族のようだと思っている島の人たちを冷静に治療したり 手術をすることができるのか 医者とはなんなのか そんなことがテーマーだったように思う２００６のシリーズ そのテーマーの答えを 鳴海医師と三上医師とのやりとりの中で 探り出していた最終回。 医師としての思いにコトー先生と対峙していたと思っていた鳴海医師。 実は鳴海医師の妻は５年前心臓発作で倒れ その手術を鳴海医師本人が執刀した。 「僕は医者だ。 僕が助けずに誰が助けるんだ。 大切な人を助けなくて誰を助けるんだ」 そんな思いから 周囲の冷静に判断できないからやめろという 言葉を無視して・・・・ 結果 妻は言葉を話すことも コミュニケーションをとることすらできず 寝たきりの状態になってしまった。 『優秀な医者は心を持ってはいけない』 家族とはその人間の人生をすべて背負うこと だから 『医者は患者と家族になんてなれない。 なってはいけない』 それは鳴海医師がまた 悩んで悩んで出した答えなんだろうと思う。 妻は 「いきている」のか「死んでいる」のか コトー先生に問うた鳴海医師へのコトー先生の答えは 「人として答えるなら『あなたが生きていると思っている限り奥さんは生きている』 医者として答えるなら『あなたが治療を続ける限り奥さんは生きている』 そしていつか奇跡はおこるかもしれない。」 彩佳のオペをしたとき 彩佳をおもうあまり我を忘れ、冷静な判断ができなくなりそうだったとき 鳴海医師の 「星野彩佳であることを忘れろ。 医者ならオペだけのことを考えろ」 その言葉にＤｒコトーに戻ったコトー先生。 医者であることの恐さ 患者を家族のように思う恐さを知り 悩むコトー先生。 三上先生の 「僕たちはなんで医者なんでしょう」 の問いに 「医者って何なんでしょう。 でも医師であることの意味を問い続けることを放棄してはいけない」 とっても真摯な答えだと思う。 結局 医者は患者と家族のようになれるのか・・・・ コトー先生の答えはなくて 島の人たちから勇気や励ましをもらいながら 楽しくも 一人海を見つめ続けながら 思い悩む日々をこれからも おくるんだろうなぁ～ コトー先生はきっとずっと 志木那島診療所で暮らしていくんだろう・・・ オペのあと 彩佳が 「先生握手して」 って・・・ 「手を握って」 じゃなくて 握手なんだ・・・ いい関係だな。 そして 島の人たちを家族のように思っていたコトー先生。 そして 島の人たちのことばかり考えていただろうコトー先生にも 本当の家族はある。 母親との電話のやりとりに 本当の家族をないがしろにしていた 後悔？の涙を流す五島健介。 「健介が幸せならそれでいい」 医者ってなんだろう その前に家族ってなんだろう そんな問いかけをしているみたいだった。 コトー先生のお母さん・・・ 宮本信子さんだったんですねぇ あ～これで当分 コトー先生や島の人たちと会うこともないんだなぁ  淋しいけれど いつかまた会えたらいいな 
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