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2010年08月16日
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カテゴリ:アート・舞台
昨日はアーティスト・シンヤさんと自転車デート(ええ、彼はひとまわり超年下ですよ。なにか?)。長らく活動の場であった東京を離れ、関西に居を移した彼は、そこでもやはりしっかりと足元を固めつつ活発な活動をしている。アートも音楽も、とてもしなやかに動きつつ周囲をまとめている様子が伝わってきて、おばちゃん、若いながらも彼には一目置いているのだ。

その彼が、車に自転車を積んでやってきた。せっかく岡山に来たんだからアレコレ見たいということか。今後の自身の活動につなげるためなのね、感心感心。それは私も応援しないとー………なんて言いつつ、単なる自分の好奇心のために彼にくっついて行動。
と言うのも、今回シンヤさんが「行ってみたい場所」にあげたのは「かじこ」。前々から存在は知ってたけど、どういうところなのかあやふやで、たぶん私立のアート系大学だとか専門学校に通ってる人なんかに好まれそうな感じ?ベネッセが現代アートと胸を張る物件好きそうな人だと行くのか?なんて、ひねくれ者の私のイメージもかなりあやふや。
かといって、ひとりじゃ行けない小心者のワタクシですわ。こりゃあいいチャンス。

で「大体このへん」というあたりをつけて自転車でグルグル。一度前を通ったのに小さい看板を見過ごしてしまい、再度番地を確かめながらの探索で目的地。ふたりでおそるおそる中に入ると、当日の滞在希望者が集合されてるとこでした。で、挨拶もそこそこに許可を得て「かじこ」の中を勝手に探険。先日行ったカフェと同じ並びにある古民家で、窓の外はすぐ川で、その向こうに後楽園入り口がのぞめるというロケーションの良さはびっくり。入り口は路地側にあるから気づかなかった。
屋根裏にもスペースがあり、これがまた素敵なのです。ほら、直島の「作品」として見たような気がしませんか?

DSCN0632.JPG


屋根裏なので通気用の窓なのでしょう。暗い空間にそこだけ光が注いでとても美しいのです。
「かじこ」はかちっとした枠がないので、この場所を含めて使い方ではかなりユニークな試みができそう。あやふやというのは実は大事なことなのよね。ここの利用者が使う記録ノートには、そんなアイデアの芽がいっぱいでした。

「かじこ」を立ち上げた三宅さんと話すうち、KAIの名前は知ってて前日個展を見に来てくれてたことや横浜のヅルさんとのつながりや、出会わなかっただけでいろいろ共通項があることも発覚。いつか泊めてもらうことになるかも。夫婦げんかして泊まるとこなかったら来ていいの?と聞くと、空きがあったらOKとのことだったし。
宿泊の際、何か「イベント」を開けば宿泊料金もオフになるとのこと。私のソプラノ披露しようかしら。

この後、「アートスペース油亀」を案内してエラソーに「いいとこでしょぅ?」なんて胸を張り(私が作った場所じゃないし、いつも単なる冷やかしのお客でしかないくせに!!)、意外にアートでは元気な岡山を猛アピールしたのでした。
こう考えると、岡山の気質なのか、最初から大々的なものを立ち上げて「どうだ!!」とやるんじゃなくて、コツコツ積み上げて個性あふれるいい場所になってるところが多いなあ。流行とかにも流されず、独自色を打ち出してやってる若い人が増えたのかな。
ただ、私ら世代にはほとんど浸透してなくて、そこに乗らないのはちょっともったいないと思うのよ。「若い人のノリにはついていけないんだもん」とか「現代アートでしょ?わかんない」なんて言わず、「ちょっとあんた。おもしれぇとこができたけー行ってみょうや」という感覚でOKだと思う。「油亀」の芳名帳は県外住所が多く目についたし、「かじこ」にしたってただ観光客の滞在所になっちゃもったいないと思うんだよね。

とまあ、岡山はアートに関してはとても元気です。
シンヤさんの地元はそういう視点からは発展途上なのでしょう。けれど工夫次第でおもしろいことは生み出せるんだよということを、この町が実証してる気がするんだよね。参考になったらいいなあ。








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最終更新日  2010年08月16日 10時23分08秒
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