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カテゴリ:アトピー
実は、息子はまた昨日学校を休んでおりまして。
中学3年生だった昨年は、一年間に何度休んだことか。高校になってからは二度目です。頭痛と発熱。最初は「しんどいのは気のせい」「風邪なんか学校行きゃ治る」と無理矢理登校させていたのですが、熱の割りには本当にしんどそうである時期から「ん?これはアトピーのせいでは?」と。というのはですね、熱が出ると同時期に一度アトピーが悪化して体内から膿のようなニオイがモワーッ。死んだように寝て、このまま起きてこないんではと心配になったこともあります。そして、夜ともなれば体力を取り戻すかのような食欲。その翌日にはアトピー症状がすっかり軽くなって「あ、次のステップに進んだ」というような感じがあるんですよ。 医学的な根拠に基づいているわけではなくて、あくまで経験上のことですから、本当のところはわかりません(ただ、重度のアトピー症状がある人は起きて動くことができないと聞きます。息子も最悪の時には皮膚が熱を持つという感じで起き上がるのに激痛を伴っていました。皮膚と一緒に体調も悪くなるのです)。 今朝、起きてきた顔を見たら一進一退しているアトピー顔がリセットされたように、つるんとよくなっていました。あ、やっぱりいつもの展開ですわ。粉を吹いたように覆っていた皮膚もすべて落ちています。 つくづく、アトピーっておもしろい病気。腕や首筋のかゆみといった部分的な症状くらいではほとんどわからないでしょうけれど、ここまでひどくなると「体内と皮膚はつながってんだなあ」ということがはっきりとわかり、細胞を正しく美しく変えていくために何をすべきかと生活スタイルが見えてきます。それはアトピーだからじゃなくて私にも共通することで、症状が出てあわてるんじゃなくて、普段からの心がけが少しは体にとって何か役に立つんじゃないかと思うのですよ。 最近は血液は腸で作られると唱える専門家もおり、私も(今にして思えば)結構壮絶だったアトピー体験で腸の大切さがすごくよくわかるようになのでした。テレビの健康番組ではとぎれとぎれの情報やその部分だけをとりだして発信するために胡散臭さもあったのですが、きちんと書物で「だからどうだ」というのを順序立てて知ることで、なぜ活性酸素がいけないというのか、なぜ便秘は改善しないとダメなのか、なぜ腸内環境を整えろとうるさく言うのか、すべて納得します。 アトピーやアレルギーはたぶん、見えない体内の鏡ですよ。ほんと、人体って不思議。アレルギーが出てしまうことを憂うんじゃなくて、そういうサインを発してくれてよかったわ~!!くらいの気持ちでいいと私は思うんです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年09月08日 10時19分53秒
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