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カテゴリ:アトピー
朝、なにげに開いたニュースネタからアレルギー関連のページへと飛び、脱ステロイドの人たちの声が集まるコミュに行き着きました。脱ステとは脱ステロイド。アトピーなどで一般的に使用されるステロイド剤から脱することです。
元々知識のある人は、医師からステロイド剤を勧められても「使わない治療をしたい」と言えばそれでいいのですが、おそらく脱ステに踏み切るほどにステロイドの副作用で大変なことになっている人たちの入り口は医師からの処方。私自身もアトピーでしたので以前、医師から「ステロイドはダメだと言う神経質な人がいるけど、それはウソ。毎日、微量を使うだけなんだし、この程度の量が血液中に入ったとて人が死んだりすると思う?」と笑って言われ、そりゃそうですよねーなんて気軽に使っていたのです。あ、私の場合はそれでよかったのです。完治はしませんが、その段階では症状は治まり、医者嫌いということもあって続けて何度も薬を取りに行くことはなかったので、ステロイド本来の使用にかなった使い方ができていたはずですから(その後もアトピーで手が大変でしたが、洗剤●ョイを止めたら症状が治まりました)。 ですが、アトピーのつらさを薬で抑えている人にとっては、ステロイドの治療は長く続くもの。息子も一年のうちのアトピーが酷くなる何ヶ月かだけの使用ではありましたが数年を使い続けて、最初はよかったものの次第に改善からは遠ざかり「これはアトピーではなくてステロイド皮膚炎では?」と思うに至ったのです。 いろいろ思うところあり、わが家では医師に頼らず(というか通える場所にこの手の医者がいないのです)試行錯誤しながら脱ステを試みているわけですが、本当は医師の診断をあおぎながら進めていくのが筋。それをしていない者にとって、どういう治療があるのかとか他の人の経過はどうなのかとか、とても興味深く参考になるものばかり!! 多少の違いはあっても「落剥した皮膚で起きたら布団が真っ白」とか「目やにや膿が噴出」とか「体にシコリのようなものができる」とか「まゆげが生えない」とか、そうそうそうそう!!!ということがいっぱい。あ~みんな一緒だわと不謹慎ながらちょっと笑ってしまいました。それぞれに理由もあり、ステロイドや溜まった毒素を体内から抜くには大事な経過。わが家は最悪の時からは相当落ちついてきましたが、このサイクルを何度も繰り返す(そして徐々に改善していく)ので油断もできないのです。 このコミュではメンバー同士が体験をコメントして、それに体験済みの人たちがアドバイスするなど情報交換しています。皮膚については「亜鉛がいいですよ」の声が。あ、本当だ。亜鉛は大事!! 昨日、スーパーで小ぶりな牡蛎が売られていて「牡蛎でお味噌汁食べたいな」とぼんやりと思ったとこでした。牡蛎の亜鉛は他の食材をどかーんと上回る含有量。大きさにもよるでしょうが、以前、牡蛎を食べるなら一日6個までと聞いたことが。今日、別のものを調べたら一日2~3個でいいのですって。亜鉛もそうですが、なんでも摂取のしすぎは別のトラブルを招くことがあるのでほどほどにということで。食材は他の成分も一緒に摂取したり、不必要なものは体内で分解して排出できるので基本はやっぱり日々の食生活。サプリだとモノによっては似て非なる成分だったり(安いものだと体内では全然その働きをしないとか成分は油とか……)、ひとつの成分だけを必要以上に摂取してバランスを壊してしまったり(それを補うものも一緒に摂取しなければ意味をなさないものも多々)、なにより私は化学的に作られたものは体内で分解されるのかしら?と思うので、信用できないサプリに頼るよりは食事でおいしく効率よくと考えるのです。 これからのシーズン、牡蛎のおいしさはアップするばかり。皮膚炎でお悩みの方、いい季節になりましたねぇ(笑) にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月21日 18時11分43秒
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