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カテゴリ:生活
今夜はステーキ。トマトと茄子のソースを添え、カボチャやニンジン葉をそれぞれソテー。賑やかな彩りのワンプレートでしょう。ごはんは小粒な黒豆の炊き込み。お赤飯ほどには赤くありませんが、なんとなくお祝いの装いです。
ええ、ほんのお祝いだったのです。 実はダンナ、先日会社を辞めましてね。明日より新しいところへ転職です。 10月も今日で終わりなので告白すると、今月は他人様に言えないいろんなことがあった月でした(隠していたわけではありませんが、要らん心配かけるのも気の毒で友人どころか身内にさえ話してなかったの。あ、現段階でも話してないわ)。月初めにカラダの不調を訴えたダンナ、内科から心臓の専門医に回されてCT。特に異状はなく、次に疑われたのが胃。今度は総合病院に回されて胃カメラ。が、本人その後のことは何も言わないので、おそらくどこにも悪いところはなかったものと思われます。血液検査からも健康状態は良好というのがわかっただけで、こうなると思い当たるのは……。 本人は病気じゃないかと思い込んでいたフシがありますが、私はこれは仕事のストレスだねと。仕事、というより会社のです。前年の求人難の頃にようやく決まった再就職先は、当分は家族的な雰囲気がよかったのですが、それも過ぎるとケジメがないことがぽつりぽつりと生じましてね。経理仕事が遅れちゃったから給料ちょっと待ってねーなんてこと度重なると、小さすぎる会社はもう信頼できなくて。うちは高校生もいる、住宅ローンだって払ってる。余裕があるほどのお給料をもらってるわけでなし。代替わりしたばかりの独身社長にはそのあたりの気遣いはできないと見えまして。 で、このまま勤めてもいいことにはならんだろう、ましてやカラダを壊してはバカをみるだけと行動開始。昨年は0.4倍とかいう超求人難を経験しましたが、今回は意外なほどあっさりと「ここ、いいんじゃない?」というのが見つかり、たぶん再就職は大丈夫という変な自信で即座に辞表。家族経営のルーズさには懲りたので、大阪に本社を置く某会社を選んだところ、2度の面接をクリアして入社決定。とまあ、今回は驚くほどのトントン拍子。 心配したって仕方ないし、お金が尽きたら姑ちゃんに泣きついてやると開き直っていたので、精神的には特にどうということはありませんでしたが、この2週間ほど顔を合わせる時間が長いというのがどれほど苦痛だったか。あー、ようやく開放されるぅ~。今夜はその祝いのステーキです。 新しい風が吹き始めたわ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月31日 19時53分08秒
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