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カテゴリ:カフェ・おいしいもの
ついこの前までは小さい身しかなかったので、今年の牡蛎はよくないのかなぁと思っていたところ、ようやく地元産の中くらいの牡蛎が手に入るようになりました。牡蛎養殖の関係者によると、この夏に雨が少なかったのが牡蛎の生育に影響しているとのこと。山からの栄養を運ぶ川の水も海の生態系には影響を及ぼすんですねぇ。
瀬戸内海に面した岡山は牡蛎の名産地でもあります。その中心地・日生の「かきおこ(←牡蛎のお好み焼き)」などは京阪神はじめ全国からのB級グルメ好きのお客さんで何時間も並ばねばならないほどの人気ぶりですが、わざわざ「かきおこ」を食べなくなって牡蛎はどんな料理にしたっておいしい。という私が牡蛎を食べられるようになったのは随分と大人になってからで、しかも日本ではなくて新婚旅行で訪れたオーストラリアでベーコンなんかと一緒に炒めたものを食べてからでした。それまでは一切ダメ!!今でも生食は抵抗ありますが、焼き牡蛎のおいしさったら、なんでこれが食べられなかったんだと首をかしげてしまいます。 先日、このブログで「牡蛎は亜鉛が豊富」ということを書きましたが、その栄養分だけを思えば2個食べれば十分な牡蛎。が、2個で満足するはずはないのです(^_^;) 今日はお店できれいな剥き身をみつけて、鍋にすることに。ところが、せっかくいい状態の牡蛎が手頃に買えるようになったというのに、長ネギと白菜の値段に目が飛び出そうでした!!!えっ、ネギが2本で300円?白菜も半分で300円?!野菜の値段が安定してきたと喜んでいたのに。 それではと葉物野菜はあきらめ、値段の安定している根菜メインの牡蛎鍋。ゴボウ、ニンジン、大根、椎茸。そして、奮発してわざわざ人気豆腐店の豆腐とアゲを求めたのに、帰ってよくよく原材料をみたら大豆は丸大豆でも国産だけでなくてアメリカやカナダ産。地元では良く知られた老舗店だし、豆腐一丁とて200円近く。不安材料はないと信じたいのですが、カナダの農産物に対する意識の希薄さはちょっと気になっているのでね。製法は信用できても原材料は「大丈夫なのかなー」と思うのはあんまり気持ちのいいもんではありません。「遺伝子組み換えでない」という一文でもあれば気休めになるんですけれど。 なんて思いながらも、牡蛎鍋おいしくいただきました。締めはうどん。それでも残っちゃったのは、明朝卵でも落として雑炊にしましょ。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年11月04日 00時08分23秒
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