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2010年11月06日
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カテゴリ:名所・観光
バス+山陽本線にて、ひとりでふらりと倉敷へ。
今日の目的は大原美術館の生みの親=大原孫三郎の生誕130年記念特別展を観るため。いやー、実のところあんまり興味はなかったんですけどね。せっかくチケットもらったしーと思って。

会場は2つあり、ひとつはこちら。大原美術館と倉敷川をはさんだ向かいに建つ「有隣荘」。ゆうりんそうと読みます。大原氏が奥様のために建てた別邸だそうですが、天皇を迎えるなど迎賓館としての役割も担っていた由緒ある建物。普段は内部公開してませんが、今回のように企画展がちょいちょい開催されているのでその時には入館可。

DSCN0762.JPG


観光だと大原美術館にしか目がいきませんが、ここ、一度は入ってみられることおすすめ。奇をてらわず丁寧に作られたお屋敷という風情で、どっしりとした風格が実に心地よいのです。窓辺ではあらゆる角度から倉敷の町並みが楽しめ、それがどこからのも絵になるんですよ~

今回、作品としては点数少なく、応挙の虎の画が目を引いたくらいで軸だの屏風だのに弱い私にはインパクト小。もうひとつの会場、大原美術館分館でも、特にこれといった見応えを感じず(本当にごめんなさい。大原孫三郎が実業家として倉敷のまち作りにどれほど尽力し、貢献してきたかは重々承知してますが、でも興味ないもんは興味ないのよ)、分館の半分でやっていた「大原美術館創立80周年記念特別展・大原BEST」を観るためにチケットを購入。
これで本館も工芸・東洋館も、児島虎次郎記念館まで全部観ることができるため、たっぷりアートを堪能。大原美術館の「顔」である収蔵品が勢揃いとあって、この企画は見応えたっぷりです。普段は他の美術館の企画展などに貸し出されることも多くて、せっかく行ったのにモローやゴーギャンやルノアールが観られなかったということもしばしば。入れ替えもあるため、ここの売りの作品が一挙集結ということはなかなかないのです。
初めて訪れる人にとっては、これは濃密すぎて酷な企画展ですよ。だってどれもが逸品。時間をかけて観たいモノが、全館に埋め尽くされているという豪華さです。おかげさまで、大原美術館には子どもの頃から親しんでいる上、今でも1年に何度か足を運べる環境にあるため大抵の作品は見飽きるほどに観ています。ですので、そういうのはサラサラッと流しながら観て、「へーこんなもあるんだ」というどちらかというと地味なのを中心にしてましたらあっという間に本館見終えてしまいました。それでもメインディシュが延々と続くフルコースみたいに、もう満腹ゲフッというほど堪能ですよ。現代アート作品もたっぷり。以前、有隣荘の企画展で見逃してた山口晃と会田誠の現物も観られてよかったぁー。
いつもは地味に存在している「児島虎次郎記念館」では岸田劉生や児島虎次郎作品を心ゆくまで。ま、これも幾度となく観ているのでささっと鑑賞して隣のオリエント室。子どもの頃は苦痛でしたかなかったこのコーナーも、今見て見るとおもしろいもの。水注や瓶にどうしてこんな動物くっつけちゃうんだかなぁというような出土品の数々には笑いの要素たっぷり。色柄鮮やかな土器の破片もケースにずらっと並べると大変見応えあるもので、あれやこれやをじっくり眺めてきました。大原美術館関連の一番地味なコーナーで一番時間を費やしたのかも。


そして、ふらふらと倉敷芸文館前広場で開催の「アートバザール」へ。きよちゃん出展してますよ、明日もだそうです。一輪挿し付き箸置きという、なんとも素敵な作品ができてましたよ。私はteteさんの器を購入。あ、ふたりは今月《ごはんどき》という二人展を開きますのでよろしくね。21~23日、大原美術館の敷地にある「新渓園」という場所です。去年も素晴らしかったので期待してます。


美観地区内の「おおにし」にしてぶっかけうどんを食べた後、倉敷駅へ。
……の途中でやっぱり買ってしまった、えびす饅頭。倉敷に来たならここに寄らなきゃね。

DSCN0763.JPG


作りたてを1個その場でほおばって、家族にもお土産。という楽しいひとり旅でした。












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最終更新日  2010年11月06日 18時31分42秒
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