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2010年11月13日
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カテゴリ:生活
自由貿易協定について大手団体「J」は断固反対のようだけれど、ちょっとなあと私は思う。海外から安い米がやってきたらワシらの仕事は潰されるというの、あれ、本当にそうなのかしらん。だって、私の周囲では値段があんなに違ったって中国産椎茸買う人いないもん。米不足で格安のタイ米を喜んで買ったかというと決してそうはならなかったし、やっぱり「国産の方が安心」「国産はおいしい」と思っているからじゃないのかしら。
生産者や流通の担い手は男社会であっても、それを選ぶ女の目はそれほど甘くないしバカじゃない。安いのがどんどん入ってきたら、あんたらそれを買うだろ?となめられているようで実に不愉快。そりゃ、食品加工の業界においては輸入物をどんどん使って価格を下げる傾向になるかもしれないけど、団体「J」はそんなことを牽制して反対するより、国内産のがいかに素晴らしいかをこの時期にアピールしていく方が大事なんと違うかなあ。もう「日本産でなければ」というくらいの信頼感を植え付けてガチッと固める時期だよね?そうなれば需要は安定するだろうし、今のような時代ならばなおさら、世界に「本当に安心で安全でおいしい」農産物を求める声は高まってるわけで、輸出品としての価値がつくんじゃないの?

それが言えないのは、この団体によって国内の米や野菜が農薬や化学肥料に頼るように仕向けられた「本当は安全じゃない」農業になってるからなのかな。他の業界は公害を出さない工夫とかリサイクルのアイデアとかいろいろ凝らして、環境にも人にも安心で安全なものを目指してきたのに、一番大事な農業や食の業界だけがこういうことやってこなかったっていうのはおかしな話だよなあ。私の祖父母も農業を営んでいたので、早朝からの仕事や台風や虫対策や、とにかくいろんなことが大変なのは理解しているし、効率化を図る意味で農薬も必要だったんだろうとは思います。思いますけれど、どういう時代にあっても「農薬ありき」で意識をまったく変えてこなかったのは問題。あんな大手団体でありながら、ちっともいい方向に向かわせないで、自分たちの仕事の不安材料やデメリットを言うばかりって変。バブルの時代には海外への集団旅行の代名詞といえばこの団体だったわけで、自分たちの経営につぎ込む予算も余裕もたっぷりあったはずなのにね。自分たちがきちんとやってこなかったことを棚に上げた「絶対反対」には私には理解できない。
若い人の中にはこの道を志す人、可能性を見出している人も少なくないし、そんなに辛くて未来のない仕事と思うのだったら、たとえ農薬や化学肥料で汚染された状態であってもいいから、やる気のある若手の農業希望者に譲って欲しい(祖父もそうだったけど、自分の目の黒いうちは土地は渡さんという農家は多いよね。でも未来のために冷静に考えてほしい)。その土地が、今20代の人が、40代、50代になる頃まで健康な土として回復しないとしても、新しい知識と感覚で新しい農業を拓いてくれる可能性に掛けた方がいいような気が。

とにかくね、「海外産の農産物?来るならこいよ」と自信を持って言えないことは「あ~ぁ」です。
昨日読んでいた本では、日本人があるヒントを得てはじめた合鴨農法は「農薬なしで雑草除去できるし、糞がそのまま肥料になる」ため、農薬・化学肥料の農業から脱せられると他の国々にも伝播しているとのこと。せっかく汚染されない米作りを日本人が考えても、それが国内で広まらないってのもねぇ。










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最終更新日  2010年11月13日 10時18分30秒
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