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カテゴリ:生活
あれほどの災害があり、その後の影響で都市機能が大変なことになっているのに、西日本は何事もなかったかのように電気が使え、ガソリンスタンドも普通に営業しています。東京の取引先が停電の影響で「デザインラフが遅れるかもしれません」とのこと。それ以外は仕事にもまったく支障はなく、地震から3日ほど経った頃に「被災した親戚のために電池を買いに行ったら単1と単2が売り切れよ」とか「カイロがなかった」と聞いて、へーっ。いや、そんなことより東に向けての輸送が止まっていたいたわけだから、個人的に買ったとて送る手立てはなかったはず。みんなどうしていたのでしょうか。
野菜にしても、こちらは四国や九州の産地からのものが多く、高知産とか大分産などの表示をよく目にします。かの地では出荷停止に陥っているほうれんそうなどは旬であるがゆえ、自家栽培のいただきものがどっさりという具合。このあたりで放射性物質の心配をする人はありません。 と、自分の生活に影響が及ぶとは一切考えていなかったのですが、ジワジワと我が身にも押し寄せてきました。流通の影響で、息子と私のアレルギー対策のために購入しているものが、一時的にではありますが手に入らなくなったのです。周囲にはアトピーや喘息など、市販品を使うとたちまち症状が出てくるという人もおり、もはや生活には切り離せません。代理店の尽力もあってとりあえずこの1カ月に困らないようにできましたが、流通やガソリン問題が長引けば次はいつ手に入るかわかりません。友人からは「スーパーでも欠品が出てきたね」と言われて行ってみると、たしかに人気のヨーグルトのコーナーがぽっかりと空いています。「これがないと」という人には大きな痛手です(避難生活を送られる現地の映像を見ると、そんなことは言っていられないとわかってはいるのですが。現地の方々はどれだけ不便な生活を強いられているのだろう、と)。 普段は買いだめなどしない私ですが、自分のカラダにとってなくてはならないものは、ある程度の備蓄をしていた方がいいのかしらとふと考えたりして。贅沢な話です。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月23日 19時44分08秒
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