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カテゴリ:花とグリーン
主に母が手入れしていた実家の庭には、たくさんの花や野菜が季節を楽しませてくれていたものですが、遺された不精者の父がその役目を継いだのはわずかの間。亡くなってまだ4年というのに当時の姿は見る影なしという有り様。昨年はついに「面倒だから今期の野菜は作らない」宣言までして収穫物はなし。家庭菜園にしては結構な広さの土地にはニラとネギが雑草と共に生えているだけ、母が挿し木で増やした紫陽花もすっかり雑草に覆われて悲しい状態です。
農家出身の母とは違い、土とは無縁の父なのだから仕方のないこと。なかなか実家に足を向けない私も悪いので、たま~~~に庭木の手入れをしたり草を抜いたりするものの、今回ばかりはうんざりするほどの草、草、草。何がすごいってカラスノエンドウですよ。以前にはこれほど多くなかったのに、いつの間にか勢力を伸ばしてすごいこと。 抜いて抜いて、とにかく抜いて。せっせとやっていたら義妹がやってきて一緒に作業。ふたりで抜いて抜いて。2時間経った頃に外出中だった父も帰って作業に加わり、随分とキレイになりました。 カラスノエンドウがなくなってみると、毎年一帯に咲いていたオレンジ色の花の姿が見え、薔薇の蔓が見え……百合の芽やムスカリの花やいろんなものが現れました。一段落してふと庭を眺めると、数輪だけ咲いた桜の花、もう終わり頃のユスラの花、ボケの花、梅の木には小さな実が。長年そこにあった山椒は枯れていました。残念。今年はいろんなものを作ろうと思っていたのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月16日 21時33分55秒
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