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カテゴリ:カフェ・おいしいもの
雨だったのでいつもの自転車ではなくてバスで外出。商店街を歩いていたら、物産館の前に真備のたけのこが!!祖父母の家があり、母が育った真備はたけのこの一大産地。生まれてからずーっとここのたけのこを食べていた私には、この味が一番。アク抜きしたのを500グラム800円が高いのか安いのかわかりませんが、一袋買い求めました。
この季節には冷凍でもしないと食べきれないほどのたけのこが届いていたものですが、3年前に祖母が亡くなってからはパッタリ。祖父母は農家で、たけのこ山も持っていたため、この季節になると早朝に「採り頃だから今日来い」みたいな電話をかけてきていたものですが、それも懐かしい思い出。竹林の中、たけのこの頭さえ見えないのに足でさぐってほっと掘り出すのは不思議でした。 母が自宅で最後の闘病をしていた1月。妹が「真備のたけのこがあった!!」と買い求めてきたのを調理して出したら、母が「あー」という顔をしたのが忘れられません。当時の私は手早く料理をするのをよしとしていて、味が物足りなければ化学調味料を微量足して調整していたのでした。煮含めるということをきちんとしていなかったたけのこは、ただ表面に味が乗っていただけ。それを薄味と混同していたのだから笑えます。イリコだけでもきちんと味のしみた母のたけのこのおいしかったこと! もうそんな失敗はしませんからね。お鍋でコトコト。一度冷ましてまた煮含めます。おアゲと炊いて、仕上げにわかめを入れます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月22日 16時55分56秒
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