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カテゴリ:名所・観光
2カ月ほど前のことでしたか。ひょっこり「実は結婚」と手紙が届き「だ、だ、だれとーっ?! 」。挙式には来てもらえますか?というので、そりゃもちろんさ、喜んで!と本日がその日。
今でこそ直島というと世界から人が訪れる地ですが、それも地中美術館の誕生からしばらく経ってのこと。昨年なんて瀬戸内芸術祭で、現代アートってなんじゃそりゃな人までが「直島、直島」と言うほどでしたが、まだひと握りのアート好きが静かに訪れるものだった頃に島で初めてのカフェを開いたのがルリコさん。開店間もない頃に友人に連れられルリコさんを紹介されましたが、まさかそれからずっとご縁が続くようになろうとは。私たち家族にとっての直島は、草間彌生でも大竹伸朗でも地中美術館でもなく、ルリコさんのお店とこのエリアに住む人々。行くといつも温かく迎えてくださる、そんな島なのです。 KAIの個展を何年か続けて開いてくださったおかげひと夏に何度も足を運んできた直島ですが、この3年ばかりは一応「受験生」の名の下に遠出を控え、また去年は瀬戸内芸術祭の人手を避けてとうとう足を運べず。その間にカフェや民宿などが増えて様変わりしたと聞いた直島。さっその行きの高速艇で「船が豪華になっとるー」と実感です。 この島で出会ってつながった友人も、ついには居を移して直島でカフェを開店しており、「一体どんなお店なのだ?!」とランチはそこで。直島カフェコンニチハ。本村港からすぐのところにあり、船内から「あ、ここだ」と場所確認。本日のおすすめはとれたてのタコを使ったパスタ。トマトソースで大変美味!!店の前でたこが獲れるとはさすが瀬戸内海です。 腹ごしらえして、こんなところにこんな店ができてるーとエリアを偵察。知り合いのおばちゃんに会いに行き「KAIくん、こんなに大きくなったの?!」と大層驚かれた後は、本村ラウンジ&アーカイブで画集をみながらゴロゴロ。そして、いよいよお式の時間。 なんと会場は、家プロジェクトの作品のひとつでもある「護王神社」です。 島の人や、友だちや、そんな中に混じって作品鑑賞に訪れた人も。たくさんの人に見守られながら、白むく姿のルリコさんは本当にキレイ。 厳かでいて温かい、とても素敵なお式でした。遠くから単身島に移り住んで数年。これほど地元の人から愛されるまでになったのねーとなんだか私まで感動しちゃったわ。これからはふたり、ますますお店や地域を盛り立てていかれることでしょう。あぁ、また直島に行く楽しみが増えた!! と、感動のままに帰るつもりが、せっかくなので新しいカフェでスィーツでもと行ってみたら「準備中」。ガーン。気分はもう「あまいもの」だったため、茶寮おおみやけに目的を移してあんみつ。ここはカレーが絶品、古い調度品や器をさりげなく使ったインテリアも素晴らしいのです。あんみつもこの通り。 結婚式といいながら、存分に島の空気を楽しませていただきました。 来週からはゴールデンウィークでまたすごい人手となるはずです。そういうのを避けて、なんでもない平日にふらっと遊びに行きたいな。どなたか一緒にいかがですか。もちろんルリコさんの「まるや」にも行きますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月23日 20時22分29秒
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