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カテゴリ:生活
正直なところ、そこまでやらなくてもとかそれは神経質になりすぎという声も少なくないことは事実ですし、楽観的な私が当初はそれほど深刻にはとらえていなかったのも事実。でもね~でもね~。
日本という国を信じすぎることに「大丈夫?」という思いは、かねてから不安に感じていた「化学物質はこんなの認可して本当にいいの?」というところから続いてはいたのです。輸入の規制をはずすために昨日まで「危ないからダメ」と言っていた添加物がいきなりOKになっちゃうとか、世界の多くの国では危険視されてる化学物質を平気で認可しているとか、あれれれ?なところは多々見えていたのです。 ですが、核へのトラウマといいますか、世界で唯一の原爆被害を受けた国というのがあって、まさか放射能に限ってはと多くの人が信じていたわけですよ~。ところが、震災から2カ月経って見えてきたことはどう?こんな私だって今までのように楽観視なんてできないし、チェルノブイリとは違うという根拠はどこに?という思いです。東電から「げげっ、そんなにか!!」と思うほどに研究費を受け取っていた東京大学の専門家の言うこともなーんか信じられなかったりするし、「風評被害なのに気の毒。だから買ってあげなきゃ」と何の測定もされていない魚や野菜を買う人の気持ちも理解できない。今は情に流されてる時じゃないし、ひょっとしたらそれを流通されることで被害拡大になるかもしれないのに。 知らなかったけれど、ある方のコメントで「チェルノブイリで線量が少ない地域の子どもにまで被害(白血病やガン)が及んだのは、土壌汚染や空間汚染からじゃなく作物やミルクの摂取による」と。体内被曝ですよ、いいの? こんな事態なのにまだ素直に政府の言うこと聞く耳を持つのか、食べるものに無頓着でいることは罪なのだろうと思います。「だって仕方ないじゃーん」と言うならば、もし5年後に子どもに健康被害が出た時には自分の責任でもあったと受け止めなくては。その覚悟はできているのかな。こんなにたくさん政府に反論する声があがっているときに、そして「危険だよ。その理由はね」と知らせてくれる声があるときに、ひとつも見も聞きもしないで「だって仕方ない」「わからない」はあんまりだよね。と、いつもいい加減な私でさえ思うのよ。 こういうのがあることも教えてもらいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月25日 10時42分53秒
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