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カテゴリ:アトピー
ご近所にもアトピーを抱える方がおり、その対策のためにわが家で摂取しているのと同じ栄養機能食品を購入している。スキンケアは自分が気に入っているのがあるけれど、やはり体内からの対策が必要と感じられたようで、何ヶ月か前に「miraicciさんのお宅はどういうの使っているの?」と聞きに来られたので、もしよかったらと一緒に注文してあげることになったのだ(それから続けて使われているので、たぶん気に入っていただけているのだと)。
アトピーで悩んでいるのはそのお宅のお子さん、といってもすでに成人していてアトピー発症も20才を過ぎてから。幼少時からのアトピーだったうちの息子とケースは違うのだが、できるだけ体験談が多い方が「どういう対策をしていけばいいか」のヒントになるかと、なぜ化学物質を避ける生活を選択したか、なぜステロイドを辞めたか、そうすることでどういう症状が現れるかなどを立ち話でなはしていた。が、まあ、うちに比べて症状はそれほど深刻でもなさそうだし、このあたりでは名前をよく聞く皮膚科に通われているし、たまーに「かゆみはどう?」くらいな話にとどめていた。 今日、息子さんの症状について聞く機会があり、「薬を辞めようとしてたんだけど、当分は続けることになりそう」というので「もちろん、薬は薬で必要よ。適切な使い方だと治りも早いだろうしね」と話し、その薬の使い方について聞いたところビックリ!!処方されているのはステロイド剤。それをたっぷり出して塗り込んでいるというので、ちょ、ちょっと待って!!!と。病院で薬の使い方について何も言われなかった?と聞くと「えっ?」という顔。前にも、別の人から大きな病院でぽんとステロイドを処方されたので、痒み止めくらいな気持ちで使っていた話を聞いたことが。ほんと、ひどすぎる。 確かにステロイドの塗り薬は小さなチューブ。わが家は年間1~2本の消費だったのに副作用でこんなに大変なことになっている。それも「指先に微量出し、患部にだけ薄く塗り込むこと」や「塗った指はすぐに洗ってステロイドを取り除く」ということまできちんと薬剤師から説明を受けて。それが、何の説明もなくポンと処方されてるなんて、ステロイドを甘く見る医師は少なくないんだなーと実感。成人してからのアトピーなのでそれほど年数を使っていないというけれど、「もしかして色素沈着してない?」と聞くと「患部が黒くなっている」。うわ、うわわわわ。 次に来るのは顔が赤くむくむムーンフェイス、それから全身に転移するよ。そうなった時にはステロイドは効かないし、というよりステロイドの副作用なのだから薬害を抜くためにどれだけ苦労することか。こわがらせる気はまったくないけれど、わが家がたどった苦しみは誰にも味わってもらいたくないのです。 アトピーは皮膚炎なんかじゃなくて腸などの内臓との関わりの方が大きいと私は思うし、どうぞ皮膚科の先生。そのあたりの説明や、ステロイドを処方するならば正しい使い方を徹底させてください。それがホルモン剤であるため精子異常を引き起こす可能性もあること、子どもならば低身長などの成長にも関わること、1週間を超えると「長期使用」となって本来の使い方に反すること……。これほどアトピー治療をステロイドに頼る国は日本以外になく韓国ではほとんど処方されないという話。安易に使うことへの疑問はあふれるほどありますが、それが日本の医療の現実なのだとしたら、せめて「患者が数年後に後悔しないように、副作用もちゃんと伝えて」と言いたいよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年06月01日 23時23分03秒
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