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カテゴリ:アート・舞台
岡山県立美術館で開催中の横尾忠則展「絵人百九面相」へ。
実はこの展覧会、会期二日目にすでに足を運んでおり今回二度目。この前は、ほぼ私の貸し切り状態かというほどにお客さんがおらず、2年前に金沢で見た企画展とこんなに差があるのか!!!と驚いた驚いた。金沢は21世紀美術館が会場だったこともあるけれど、鑑賞する人は多かったしグッズコーナーなんてゆっくり選べないほどギューギュー。人気の程がうかがえた。 それに比べて。。。地元新聞社とかが招待券を配布しないと美術鑑賞しないのかよ、岡山の人。それはちょっと淋しいよと思うの半分。でも正直、見る側にとっては物見遊山な人がどっと押しかけるよりは、ゆったり自分の好きなペースで見られるこういうのも大歓迎なのでした。 今日は、横尾氏が「岡山県立美術館でなんかやる」的な内容をツイートしていたのが気になり、友人にも声をかけて出かけてみました。10時にやるぞという布告だったので、20分くらい前に現場入り。行ってみたら10時より公開制作開始とのこと。すでにポロポロと人は集まっており、私は制作が正面にのぞめる腰掛けに座る。 制作を見ること1時間。そろそろお尻が痛くなったかなーという頃に一度立って作品展を鑑賞し、ひととおり見て戻ったら絵が変わっていました。あれれれ、ほんの数十分見ない間にこんなに描きこんだのかしらとしばらく眺めていたら、一枚だと思っていたキャンバスは実は2枚で、制作していたほうの左半分が天地逆になってる!!まるでだまし絵ですよ。 今日4時まで制作されるとのこと。「午前の部はこれにて終了」までだったのでこの絵の全容はわかりません。一体どんな完成品になるんでしょうか。 この後、ちゃっかり図録にサインを頂戴し、「制作見られてよかったです」みたいな子どもじみた感想を述べたら「ははぁ」と気のない返事をされました(「握手してください」は言えなかった乙女な私)。 感動と興奮のまま近くの定食屋。胸はいっぱいだけどお腹はすくのよね。天麩羅定食ガッツリいただきました。 明日は公開対談があるみたいですよ。 この機会にぜひ。作品展、内容はかなりよいです。見応えあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月02日 15時22分53秒
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