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カテゴリ:アート・舞台
田中美術館に行ってきました。
平櫛田中を見るためではありません。ただ今開催の「広重と北斎の東海道五十三次と浮世絵名品展」へ。ひそかに待ってた企画展ですが、同じような気持ちの人は多かったらしく、1階フロアはこの美術館にはめずらしく人、人、人。年齢層は比較的高く、いろんなところでヒソヒソと「永谷園の……」。ははは、東海道五十三次といえばみんな思い浮かぶことは一緒なのですね。懐かしい、永谷園のお茶漬けのおまけ。 風景画というのはあまり好きではないので、実はメインではありますがここのコーナーはさらっと。他にはどんなのが?という期待ですぐに別フロアに行ったところ美人画や幽霊画、だまし絵など各数点ずつ展示。点数は決して多いとはいえませんが、初めて浮世絵を見るならば楽しめる内容。どの作品もキレイです。私は国芳が好きなので、その作品が2.3点しかなかったのが残念でしたが。 それにしても、版を彫り重ね刷りをする、この細やかな作業ってすごいなぁと浮世絵を見るたびに感心します。 お昼は井原の「一平」。入るのがためらわれるような外観ですが(笑)、私はここの味、好き。昔、おばあちゃんちで出前を取ってくれたラーメン屋さんの味によく似ているのです。「ここ本当においしいの?」の表情で入った妹も納得。「あっ、子どもの頃に食べた味」と。何十年経っても舌は覚えているもんなんですねー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月17日 15時41分30秒
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