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カテゴリ:アート・舞台
何の展示やってるの?と聞くと、「アール・ブリュット展」のフライヤが添付メールで送られてきたので、行く行く!!行きます!!だって大好物なんですもん。県内で開催のアウトサイダーアート、アール・ブリュット展の類はこの数年もらさず行ってるくらい。が、これはノーチェックだったのです。と言いますか、会場の瀬戸内市立美術館の存在を知らなかったのです。 フライヤのコピーにある「何故これほどまでに驚嘆と感動をよぶのか?」というのは本当にいつも思うところ。Aさんとふたり、すごい!すごい!おもしろい!を連発しながら会場をぐるり。DVD上映のコーナーでは時間も忘れて制作風景に見入ってしまいました。 いちばん気に入ったのは、白い画用紙にペン1本で俯瞰から見た町の風景を描いたもの。サヴァン的要素があるのでしょうか、作者は写真を見ることもなく記憶にとどめただけの風景を軸に描き始め、やがて自分の想像と融合させた町を作っているようです。1点に1カ月以上時間をかけるのだそうで、その細かな描きこみに驚嘆です。 製図用の方眼紙に円や直線で設計図らしいものを描き、コンパスの先でやったのか穴をポツポツと開けたもの。縄文時代の焼き物のようなトゲトゲだらけのオブジェ。窓を覗けばシートまで綿密に作られていた紙製の電車。地球防衛軍の指令書という不思議な文字アート。どの作品にもそれぞれの世界観があり、好きとか嫌いのレベルを超えて、ただのめりこんで作ったというようなパワーが感じられます。 おもしろい作品展です。 瀬戸内市立美術館は牛窓町にあります。図書館や役場などが一緒になってる施設のようで、美術館はエレベーターで4階。窓からは海まで見えます。この展示は9/4までですのでまだまだ大丈夫!私、また行きたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年07月26日 14時30分30秒
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