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カテゴリ:アート・舞台
自転車で図書館からpieni deuxで開催の花田さん個展へ、そして富士商店へ。
初めてのpieni deuxは空間そのものがとてもいい雰囲気。そこに花田さんの作品が静かに収まり、これまたいい雰囲気です。優しく時が止まってるような(いや時の動きが微かすぎてわからないような)静かな気持ちよさ。石鹸を使ったインスタレーションです。25日まで。 富士商店は開店2周年記念。江戸ブラシと江戸箒の2つの老舗が作る商品が展示販売されるというのでひそかに楽しみにしておりまして。こうした道具を今も作る人がいて、それを認める若い人たちが増えていて、日本はまだまだ大丈夫と思えるこの頃。「江戸屋」と「白木屋伝兵衛商店」ともに江戸時代の創業、どちらもそそられます。 そして、さらに自転車を走らせ油亀。 待ちに待ったというより、まさか岡山で作品展が観られようと思ってもいなかったからもうびっくり!!柳忠義さん・タナベヨシミさんの『パンドラ』。といってもご存じない方も多いでしょうが、わが家で福助コーヒーカップを笑ったあなた!!それこそが柳さんのお作なのですよ~。 実際はね、カップに入る容量が多すぎるので、この中でコーヒーもココアもさましてしまうので毎日の愛用品というわけには。で、今は炊事場の正面にドーン!!! 洗い物したりご飯作ったりする時、いつもこいつと目があいます。毎日正面に見られる、こんないい置き場所はないのですよ、ふふふ。 しまい込むのはいやなのです。それほど私のお気に入りの福助カップ。お客様の前で使って何度も笑われてきましたが、めずらしく一目惚れして購入したカップです。作者の方ってどんな人だろう。意外に大まじめな人だったりしてーと勝手に想像を膨らませておりましたが……。今日は会場にいらっしゃってお話しましたところ、とてもチャーミングでユニークな感覚をお持ちのよかメンズ。今回はウルトラマンへのオマージュといいましょうか、赤色+銀色+ツノ的な…が組み合わさった作品など多々。息子は「円谷プロに叱られて欲しいわー」と賞賛のことばをもらしたほど(私らにとっては最大限のほめ言葉です!!)。どうやって使うの?なんのためにこれがついてるの?というのでなければもう満足しないほどに、器やお皿でありながら日常からの離れ具合がいいんです。 迷いに迷って結局何も購入しなかったのは、自分でもどれを選んだらいいかわからなくなったからだと思います。タナベさんの作品も個性的。顔がついてたりおままごとみたいだったり、全体がおもちゃみたいで可愛いの。25日まで。ヤバイですよ、行ってみてください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月24日 09時10分00秒
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