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カテゴリ:音楽
よく新聞下の広告欄に新刊本の紹介ってあるじゃないですか?
その中に、健康の特集など「おっ」と目は引くんだけどどこか怪しくて警戒していた雑誌が一冊。この本、健康誌のコーナーにあったりするのですが、なんとなくインチキくさいような気がして中を見たこともなかったのです。その名は『ゆほびか』。たぶん一生、購入することなどないはずでしたが(笑)、先日ネットで「付録がよかった」とのつぶやきを目にして興味津々。水琴(みずごと)のCDだというのです。雑誌も700円でお釣りが来る程度のものですし、気になって買ってみました。……ら、ホントにこれがいいのです。 貴船など京都のパワースポットの水を使ってつくられた音らしく、水琴窟の透明感のある響きが楽しめるCDといいましょうか。とても耳に心地よいのです。ヒーリング音源で鳥のさえずりや波の音なんてのも定番ですが、私はそれよりは断然水琴!!一日中流していても飽きず、むしろ自然に受け止められるような。 ただね。 表紙にはこうあるのですよ。「家族全員が命拾い!不眠解消、寝たきりの母が歩けた!懸賞に毎日当選!」。水琴CDで部屋を浄化したらこんな効果が、ということでしょうけれど、私のようにこれで警戒しちゃう人はいるよねぇ。見えない力で命拾いしたり体が動かせたりがあることは信じますが、まるで「聴いた・効果が出た」みたいで、その間に大事なことがスッポリ抜けてるような気がしてね(ま、同業者として広告作る側の事情はわかりますが……)。 他にも「天界の理想郷の絵」だとかおキライな方には受け入れがたい文字も躍っております(^_^;) ま、そこを見ないふりして。部屋を浄化するためのCDではありますが、ほっとくつろげる水琴窟の音として持っててもいいんじゃないかしら。 なーんて言いながら。表紙に踊る怪しい効果のひとつに加えられそうなことがわが家に起きました。この雑誌を買ったのが月曜日。その日と翌日聴いた息子が急に「オレ、今日からガリ勉というのになってみます」と宣言。昨日は学校の先生に頼んで個人的に勉強をみてもらい「みっちり2時間勉強してきた」と。帰ってからはずっと日本史やってるし、英語はハイクラスの補習授業に出てきますですと。 寝たきりの人を歩かせたり毎日当選させたりすることに比べりゃ、まったく勉強しない高校生を少しその気にさせるくらいはわけもなかったか浄化CD!!!流しておくだけだし、それでパワーがいただけるならラッキーってもん。でしょ? 注文していたCDラジオも先ほど到着しましたよ。今日からこれで流してみようっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年09月29日 14時12分26秒
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