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カテゴリ:花とグリーン
夏と反対に冬にはまったく陽の当たらない庭の植栽計画はなかなか自分の思うようにはいかず、あれこれと頭を悩ませている。草か植えてるのかわからないほどワサーッとしている割にはグランドカバーが充実していないという欠点も気になり、今回の庭いじりはちょっといい勉強になっている。狭いスペースとはいえ、ここを緑いっぱいにするとなるとなかなか大変ということもわかり、花苗を買ってきてばかりもいられない。
で、先週は実家に行って少し株分けしてもらってきたのですが、あらためて見た庭は参考になることも多く、妹に「お母さんはよく考えて植えてたよなぁ」。そんな自慢の庭も母が亡くなって4年を過ぎ、菜園の方は何も植えられず荒れ放題。何種類も育てていた紫陽花の周辺も草ボーボーで剪定もされず。裏にも花いっぱいの花壇があったが、ミズヒキソウが野生のままに繁殖して見る影もなし。あれも庭の片隅でチラッと赤い小花を咲かせていた頃には高貴な印象だったのに、こうも増えると迷惑な雑草にしか映らない。 そんな中で、住まいに一番近いところの植栽は比較的元の状態をキープ。さすがにここは目につきやすいので父も気になるのか「枝が伸びたから刈り込んで欲しい」と言ってきたりするし、私たちもなんとなく周辺の草を抜いたりもするし。紅葉、白梅、金木犀、南天。その根元にはシラン、ヤブラン、ハラン、ツワブキ、しゅうめい菊などなど。季節ごとに紫陽花や鉄線やコスモスがわーっと咲く場に目が行きがちで、ここはそれほど気にしたことはなかったのに、こうしてみると地味ながらもいつも緑がキレイで安定感がある。先週はヤブランを分けてもらうつもりがガッチリ張った根に負けて断念。ハランも難しそう。 1週間経って、地味だけどやっぱりああいう風情はいいなあとホームセンター。ハランやヤブランは見つけられませんでしたが、稲のようなスッとした姿のやシダのようなのを選択。母の庭を参考に木の根元に植えることにしました。何年か後にはしっかり根を張ってこの庭のベースを築いてくれているでしょうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年10月16日 17時45分51秒
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