私が大事
40代も後半、50代に突入した友人も一人また一人と増えていき、世間的にはかなりいい大人の30代に向かって「いいなぁ、若くて」なんて言っちゃうお年頃。そんな妙齢ともなると、最近よく聞くようになったのが「もっと自分を大事にしないとね」。切実です。子供のことも手を離れ、仕事の方向性もなんとなく見え、そして気づくとヨレヨレの自分がそこにあったりするのよね。メイクにはもちろんスキンケアに全然手を掛けないから老けるがまま、身体はあちこちが不調。で、やっと「自分を大事にしなけりゃ」と。こうなると病気さえもが「神様からのプレゼント」と思えるありがたさ。いや、実際そうだと思うのです。自分さえも大事にできない人は本当の意味では他人に優しくできないだろうと最近よく感じます。自分に手を掛けてキレイになれたり元気になれたりする経験があるから、「あなたも大丈夫よ」とか「あなたも同じようにしてあげるよ」と言えるのだと。そして、それは連鎖するのだと。ちょっと抽象的になってしまいましたが、この1,2週間の友人たちとの触れあいで感じたこと。昨日も「miraicciに"だまされたと思ってやってごらん"とあの時言ってもらってよかった!」と。そして今、自分があの時の自分と同じよう悩める人に、同じようなことを伝えているのだと。まったく手を掛けてこなかった自分を大事にすることで得られるものは計り知れないなぁと思う。それは自分だけでなく家族や友人たちへも波及するのだとしたらなおさら。物質的なものだけでなく心の持ちようも含めて、神様はキレイで元気な人を愛するはずだしね。