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カテゴリ:歌舞伎・演劇・ミュージカル
前回、ちょうど1週間前、
右近さんのヤマトタケル、市川段治郎さんのタケヒコを観て スーパー歌舞伎にはまってしまった。 段治郎さんの声とたたずまいに、 是非ダブルキャストの段治郎さんのヤマトタケルを観たくて、 母の日と自分の誕生日の祝を兼ねて(口実に?)、、、 再度母を連れて大阪松竹座へ。 今日は昼の部。 日にちが変わればお客さんも違い、会場の雰囲気も変わる。 今日は観劇の高校生の団体が。 それも端の方だけれど一等席の両側を陣取る。 リッチだなぁ。。 それに前回では聞かなかった「屋号」のかけ声が前から後ろからと飛び交う。 間のタイミングの良さに思わず「おぉ~~!」 段治郎さんのヤマトタケルはかっこいい~~!!! 身長もあるし、声もいい。 踊りの部分は右近さんのしなやかさが印象的だったけど、 立ち回りやせりふは段治郎さん! 衣装の印象もまた異なった。 母は母で原作梅原猛氏の著作を読みあさっている人なので、 台詞の端々に彼の考え方が感じられると、私とはまた異なった視点から、 いろいろなことを受け取り考えを展開していたようだ。 訓練された役者さんの芸、芸を磨いている人の重厚さは、 ほんとにすごいものだ。 テレビ等の切り取られた一画面だけではとうていわからない。 足を運んで舞台を体験しなければわからないもの。 芸を積み上げ、芸を磨き上げるということ、 歌舞伎や演劇の世界は詳しくないけれど、 一朝一夕には簡単にはできない重厚さや、洗練、安定感、説得力、感動、美しさ、、 存在自体が、発するオーラが日常に追われて生きている凡人とは異なるのを感じる。 同じ24時間を過ごしていても確実に何かを積み重ねて精進しているぶれの無い人々のすばらしさを感じると同時に、自分自身はいったい何かを積み重ねているのか、磨いているのか、、、自問反省。。。 誕生日を前に、自分自身にとってのいいプレゼントになった。 ところで母と南をぶら~。 写メ撮っとこって、母も案外ミーハーね。。 くいだおれ人形と母 今日のお弁当 前回(6日)のお弁当 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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