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テーマ:映画館で観た映画(8576)
カテゴリ:映画
"チェンジリング"
クリント・イーストウッド監督による実話。 アンジェリーナ・ジョリー扮するシングルマザーのクリスティン、 一人息子と映画に行く約束をしていたのに、 急に人手が足りないと家に息子一人を残し仕事へ。 帰宅すると、息子は消えていた。 その息子を探すべく、か弱い母親がロス市警と戦うというお話。 そしてそのことで残虐な事件が浮かび上がる。 後半はその残虐な事件に焦点があてられていくが、 それまでは、何の力もない弱い女性が ただただ息子を捜したいという思いのために、 大きな権力にたてついたと見なされ、 不当な扱いをされ、精神的におかしいとレッテルを貼られ、 精神病院にまで送られ監禁されてしまうという、 残虐な事件とはまた異なった意味での恐ろしさを感じる流れた。 女性は感情的で論理的に説明ができないということで、 警察に楯突くはやっかいものとして”コード12”として 病院おくりされていた女性が多くいたという事実も驚きと恐ろしさを増す。 論理という名を借り、ばっさりと力で事実をねじ曲げるという力の論理。 感情と論理。 この事件がきっかけで、法律ができたことは大きなことだ。 また、宗教家が警察の不正や腐敗を暴くというのも、 信仰という概念的なものだけでなく、直接的な行動を起こして 社会を変えていくことに力をかしていった神父の行動力、 そして一人では社会を動かすことの難しさ。 また、未成年の犯罪についても考えさせられる映画。 最後まで緊張して目が離せなかった。 主人公の職場でのローラスケートで行き来する場面、、 ちょっと不思議な雰囲気。。。 20年代の働く女性のファッションはおしゃれ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.04 23:50:19
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