丁寧な暮らし

トランプさんの就任演説をテレビでみました。
トランプさんの「アメーリカー」というおたけびが耳について、ぶるっとする私です。

やはりあまり好きではないようで、途中でみるのをやめました。
ヒラリーさんやオバマさんがむっとしているすがたが何度か
うつされていました。
日本人の私でも、「いやっ」と思うのですから、戦った当事者たちのいやさは
計り知れないことでしょう。

第二次世界大戦が終わってからアメリカの傘下にいた私たち
にとって急に傘をささないよと言われてしまうのは怖い気がします。
75％駐留米軍に対して負担はしていますが、25パーセントは自腹だと、
そっちのほうをクローズアップしそうです。

そういえば、きょう、韓国のニュースをみていたら、
キャスターが北朝鮮の一番力もってる男の子のことを
報道する際に、「母親が日本生まれということもあるため、
それを払拭するかのように、親たちへの供養を大々的に行った。」
みたいな穿った報道をしていました。

日本生まれだといけないという恐ろしい観念を
北朝鮮だけでなく、韓国にまでじわっと浸透させるかのような
報道には「ぺっ」と唾をはきたくなります。
（はきませんが）
どうして、そんな偏向報道を好んで行うのか。
日本出身だと卑下されるというニュアンスを、しれっと
報道する姑息さには、民族の底知れぬコンプレックスが垣間見える。

コンプレックスがあるから、人を下にみるのだ。
ねたましいと思うから、かたまってどうにかしてひきづりおろそうとするのだ。

日本に対して、そういう感覚をもっているが、きっとそういう感覚を持つ人は
総てにおいてそうなのだ。
日本でなくても同じ国の人であっても、きっと同じ感覚で接する。
一事が万事だ。

トランプさんもいっていいことと悪いことのボーダーがなさそうだが、
日本の場合、ずっと、お隣の国たちにそういう発言をされ続けてきたので
トランプさんとは、実はうまくやれるかもしれない。

あまり悪くは言いたくないが、今日の韓国のＫＢＳニュースは最低だった。
北朝鮮を貶めるために、「日本」を使ったのだ。
両方を敵にまわした、、そんな感じ。

言葉は大切である。