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カテゴリ:三國志
時は西暦189年
漢王朝末期、、黄巾の乱が勃発 乱は、8カ月で平定したが、漢王朝には、 もう、政権を維持していく力は残っていませんでした。 そんななか、宦官一掃のため、董卓が招き入れられます。 董卓は、前帝を排し、劉協という幼い皇帝を擁し、政権を牛耳るようになりました。 皇帝にまで、自分を立って見送らせるほど、傲慢な董卓を、官僚たちは、みな、心よく思ってはいなかった。 ある日、大臣である王いん(子師)の誕生会が、内密に開かれました。 曹操は、招かれていないにもかかわらず、 参加しますが、そこで董卓の悪口をいったため、宴席から追い出されてしまいます。 しかし、それは王いんが、曹操を取り込むためのお芝居でした。 王いんは、曹操をそっと自室に招き入れ ます。 曹操は、董卓にへつらう腹心だと、皆からおもわれていました。 しっかりと董卓の懐に飛び込み、董卓は、 今では曹操をすっかり信用しています。 その曹操が、実は王いんらと同じく、董卓に反感をもっている。 それを知った王いんは、信頼されている曹操を利用し、曹操に、董卓を殺すよう持ち掛けます。 しかし、董卓は、寝ている間も鎧を着ているほど、用心深い、と、曹操は、王いんに 話します。 すると、王いんは、鋼や鉄をも突き通すという代々家に伝わる七星剣を曹操に委ね、董卓暗殺を託します。 次の日、曹操は、七星剣を隠し持ち、董卓をたずねます。 そこには、董卓を、父と呼ぶ呂布がいました。呂布は赤兎馬という名馬を董卓から譲られるほど、信用があつく、また、その信用にこたえるため、董卓を父上とよんでいました。 董卓は、呂布に西遼の馬を曹操に用意するよう指示します。 呂布は、両手を重ねて、 「御意」といって、その場を立ち去ります。 董卓は、曹操に、もう、疲れたから、わしは、休む、といい、寝室の寝間に横たわり、あっという間に熟睡してしまいました。 寝息をたてる董卓にむかい、曹操は、 「相国、相国、」と、何度か声をかけますが、董卓の眠りは深く、起きる素振りはありませんでした。 曹操は、隠し持っていた七星剣を、そっと出し、思いきって董卓の頭上にかざしました。すると、側にあった銅鏡に剣がうつりこみ、逆光が董卓のかおを照らしました 「うわっ、なんだ。」 董卓は、めを覚ましてしまいました。 すかさず、曹操は、 「これは、七星剣というもので、相国に お渡ししたく、もってまいりました。」 そういって、突き刺すはずの刃の切っ先を瞬時に持ちかえると、うやうやしく両手にもち、董卓に向かってさしだしました。 剣が、地味なため、董卓が、腑に落ちないでいると、曹操は、剣をもち、先ほど刃を 写しこみ、光を放った銅鏡に向かっておもいきり刀を振り下ろしました。 董卓を助けた銅鏡は、真っ二つに割れ、董卓は、その剣の威力に肝を抜かします。 このような刀は、今まで見たことがない、 大いに喜ぶ董卓に、刀を渡すと、曹操は、 即座に屋敷をでます。 屋敷のそとでは、呂布が、董卓に言われたとおり、曹操に西遼の汗血馬を用意していました。 曹操は、その馬にのり、一目散に逃げるのでした。 董卓が曹操からもらった、と、七星剣を 呂布にみせます。 呂布が、王いんの家にも、代々伝わる七星剣があることを董卓に話します。 董卓は、そこで、初めて、曹操が、自分を殺めに来たことを察します。 董卓は、呂布に兵隊5000をつれて曹操を 捕らえるように、更に各関所や、役所にも 同様に指示をだしました。 曹操の屋敷は破壊され、使用人も、家人も全て殺されました。 一人、あてどもなく逃げていく曹操の姿で、第一話は、終わります。 あとがき オープニングが、超かっこいいです。 馬は、画面を圧倒しますね。 ぞくぞくしますね、天下という、 テンシャーという響き、真似してます(笑) 董卓暗殺未遂の際の曹操の結構なビビりに、曹操もはじめはこうだったんだ、、と。 そして、呂布、、とても美しく、凛々しい です。 この役者さんは、ピーターホーさんといって、台湾のかただそうです。まさに、呂布って感じです。 みんなが、行う、両手をあわせての「御意」なんか、癖になりそうです。 曹操は、高橋克美さんにみえて、仕方ない(笑)父が宦官の養子だから、みなから、したにみられていて、くつじょくのひびをおくっていることも、さらりとセリフに混ぜ、このかいだけで、曹操のなんたるかが、わかる、素晴らしい脚本です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.09.06 17:42:24
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