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丁寧な暮らし

丁寧な暮らし

2020.10.14
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カテゴリ:生活
昨日の夜、某ニュースを観ていたが、すぐにテレビを消した。
知り合いというか、かなり親しかった友人のかおがうつったからだ。

しばらく、たらればの世界にひたり、
モンキーズの、デイドリームビリーバーを
聴いて、呼吸をととのえ、体操して寝た。
落ち込んだときは、寝るに限ります、はい。

歯車が、軌道をそれて走り出したのは、
1988年。
自己がなかった自分の責任である。
嗚咽した日々が走馬橙のように脳裏を走る。
軌道がそれる根っこを思いだすが、それもまた、自己責任。

よく思い出すのが1989の2月のサイパンの
ホテルのプール。

やりたい仕事につけず、うけた某塾もおち、1月過ぎまで就職も決まらなかった

仲良しの友人たちは、ヨーロッパ旅行を終えていたが、私がかわいそうとのことで、約一週間のサイパンに付き合ってくれた。
サイパンでは、海には行かず、ホテルのなかにあるプールやテニスコートでテニスをしていた。
プールでは、浮き輪でぷかぷか浮いていた。
ぷかぷかぷかぷか浮きながら、とても気持ちよかった。今でも思い出せる。

プールからは海が見えた。
暑い日差しのなか、ぷかぷかぷかぷかただ、水にまかせて浮いていた。
ホテルには、有名人だかなんだかがたくさんいたようで、周りは騒がしかったが、
私たちは、地味に楽しんでいた。

ぷかぷかぷかぷか、波に揺られ、日差しを浴びて、、、。
なんとなくその時思った。
安寧と休息は、これで終わりなのかも。

その予感は、あたった。

サイパンは、日本軍玉砕の地。
そんなところで、自己という支柱も持たずむやみやたらに流れにまかせていた。
若くして、なにがなんだかわからないなか、銃をもたされ、突撃、とかいわれ、え?なんてしてたら、アメリカへいに蜂の巣のようにうたれるような地獄絵が、たった50年前にあった地で、安寧をむさぼっていたからばちがあたったのかもしれない。





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最終更新日  2020.10.14 13:28:16
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