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カテゴリ:生活
昨日の夜、某ニュースを観ていたが、すぐにテレビを消した。
知り合いというか、かなり親しかった友人のかおがうつったからだ。 しばらく、たらればの世界にひたり、 モンキーズの、デイドリームビリーバーを 聴いて、呼吸をととのえ、体操して寝た。 落ち込んだときは、寝るに限ります、はい。 歯車が、軌道をそれて走り出したのは、 1988年。 自己がなかった自分の責任である。 嗚咽した日々が走馬橙のように脳裏を走る。 軌道がそれる根っこを思いだすが、それもまた、自己責任。 よく思い出すのが1989の2月のサイパンの ホテルのプール。 やりたい仕事につけず、うけた某塾もおち、1月過ぎまで就職も決まらなかった 仲良しの友人たちは、ヨーロッパ旅行を終えていたが、私がかわいそうとのことで、約一週間のサイパンに付き合ってくれた。 サイパンでは、海には行かず、ホテルのなかにあるプールやテニスコートでテニスをしていた。 プールでは、浮き輪でぷかぷか浮いていた。 ぷかぷかぷかぷか浮きながら、とても気持ちよかった。今でも思い出せる。 プールからは海が見えた。 暑い日差しのなか、ぷかぷかぷかぷかただ、水にまかせて浮いていた。 ホテルには、有名人だかなんだかがたくさんいたようで、周りは騒がしかったが、 私たちは、地味に楽しんでいた。 ぷかぷかぷかぷか、波に揺られ、日差しを浴びて、、、。 なんとなくその時思った。 安寧と休息は、これで終わりなのかも。 その予感は、あたった。 サイパンは、日本軍玉砕の地。 そんなところで、自己という支柱も持たずむやみやたらに流れにまかせていた。 若くして、なにがなんだかわからないなか、銃をもたされ、突撃、とかいわれ、え?なんてしてたら、アメリカへいに蜂の巣のようにうたれるような地獄絵が、たった50年前にあった地で、安寧をむさぼっていたからばちがあたったのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2020.10.14 13:28:16
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