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丁寧な暮らし

丁寧な暮らし

2020.10.21
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カテゴリ:好きなもの

花さき山という絵本がある
いろいろと我慢しなければならない環境にいるおんなのこが、山のなかで、やまんばにあう。
やまんばのまわりには、花が咲いている。

やまんばがいうには、このはなは、里の人が我慢して、人に優しくすると一つさく。そしてまた、誰かが我慢すると、一つさく。
その女のこの我慢の花もさいている。
と、言われ、女の子は、我慢をしても、
悲しくならず、あ、私の花、いま、咲いたかな、と思えるようになるというお話。

我慢や辛抱の数だけ、人は成長するのかもしれないし、人としての力量もあがるのかもしれない。
世の中には、おやや兄妹のために、自分のやりたいことをやらない、子供たちがいる。

元近鉄バファローズの選手だった栗橋茂さん。
栗橋さんが、高校一年の時に、工場を経営されていたお父様が倒れ、半身不随になってしまったそうです。
栗橋さんは、ヤクルトの配達代で、学費を払いながら、高校で、野球を続けました。
そして、駒大にスカウトされますが、周囲には、反対されていたそうです。
しかし、妹さんが、栗橋さんを駒大にいくようにすすめ、高校時代は、バイト代を、就職してからは、お給料のなかから、大学にかよう栗橋さんに仕送りをされて、野球を続けられるように支えたそうです。
兄との確執がある私からは考えられない話です。素晴らしい妹さんです。
献身的になれるくらい大好きなお兄さん、妹さん目線でみたら、なんだか、西にいってしまったことが、悔しいです。
近鉄で、花開いたのとか、西本監督が良かったからとか、確かにあるけれどね。
関西という独特の土地になかなか馴染めず、プロに入ってからは、なかなかめがでませんでした。
しかし、プロ入り2年を過ぎてから、栗橋さんの大活躍は、はじまります。
引退する1989年まで、バファローズの主軸として、活躍し、多くのファンを魅了しました。

素晴らしい実が熟す時、こういった利他的な精神が大きな糧となることがある。
栗橋さんの話を読んだら、花さきやまを
思い出したのだ。栗橋さんも、我慢しただろうけど、妹さんも、たくさんの我慢をしたのだろうな、と。
久しぶりに、感動してしまった。
栗橋さんは、あのナイーブそうな顔に感動させ、バッティングでも感動させ、少年時代でも感動させる。
感動の玉手箱です。
御意





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最終更新日  2022.04.06 17:21:38
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