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丁寧な暮らし

丁寧な暮らし

2021.01.15
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カテゴリ:生活
ポアンカレ予想を証明したペリルマンさんは、
フィールズ賞をうけとらず、いんとんせいかつをされている。
数学かいからもはなれ、一人ひっそりと暮らされているのだ。

ポアンカレ予想とは。
フランスの数学者ポアンカレが提唱した、
単連結な3次元閉多様体は3次元球面と同相という予想のこと。
3次元閉多様体である宇宙に輪を描いて、その輪が1点に縮むことができるならば、宇宙は大体丸い形をしているという予想。
番組では、地球を題材に、二艘の船にロープをからめ、大海原に向かわせる例で説明していた。
簡単にいえば、丸い表面に這わせたロープを、面からうかすことなく、するすると回収できれば、ほぼ球体だということ。
本当は、もっと深いんだけど(笑)ここは、さわりだけでご勘弁を。

彼に関するドキュメンタリーをみた。

ペリルマンさんは、ロシアのかた。
本来物理学に興味をもっていたが、周りのすすめで数学オリンピックに出られ、優秀な成績をおさめていた。
ソ連崩壊後は、アメリカにわたり、数学を研究しつづける。
ソ連がロシアになったあと、彼はロシアに戻る。
しかし、同僚は、すでにその時に彼の異変に気付いていた。
ペリルマンさんは、明るく快活な人柄と、誰もが評していた。しかし、アメリカから帰ってきた彼は、ほとんどしゃべらず、日がな一日、パソコンの前にいるように、変わってしまっていた。

3年後、ネット上に、ポアンカレ予想を証明した、という論文がのった。

論文の掲載者がアメリカプリンストン大学に招かれた。
その壇上にたったのはペリルマンさん、

黒板に書かれる数式に、みなは驚愕した。
ペリルマンさんは、ぼあんかれよそうを、ぶつりがくのしゅほうをもちいて、アプローチしたのだ。
会場のみなは、わからず、彼の証明が正しいことを検証するのに、数多の数学者たちがかかわり、数年ががかった。
そしてかれは、数学かいのノーベル賞、フィールズ賞を授与されることになるのだが、受賞式当日、彼は現れなかった。
フィールズ賞のメダルと賞金は、そのまま温存されている。

彼はロシアにもどり、一人で暮らしている。
誰ともつきあうこともなく、たまに山にキノコをとりにいくぐらい。
数学かいから、完全に姿をけしてしまった。

そのごの取材で、新たな数式に挑むことを、友人に話したようなので、少しほっとした、





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最終更新日  2021.01.15 09:04:27
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