【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

丁寧な暮らし

丁寧な暮らし

2021.01.22
XML
カテゴリ:生活


 苦しくてみていられないドキュメンタリーのひとつに、アフガニスタンの少年があった。
アフガニスタンの貧しい村の少年が、上半身裸で、中央にむしろで敷かれた長細い舞台のようなところを、躍りながら歩いている。
前後に往き来し、ファッションモデルのように躍りながら歩く。
そのむしろで作られた花道を囲むかのように髭をたくわえた男たちがすわり、少年をみている。
解説を聞いて、耳を疑った。
彼らは少年を、買いにきていたのだ。
少年たちは、男娼として、男たちに買われていく。
買われたさきでは、奴隷も同然で、不要になったら殺されることもあるそうだ。
殺されかたも、えげつない。
こんな無情が、アフガニスタンの日常にある。
いや、シリア難民の方々の話もあるし、世界のどこかで、たくさんの子供たちが涙もかれるような状況を刻刻とうけとめているのだ。

大人って、なんだろう。
政治って、なんだろう。
そんなことをおもって悶々とした。

今年の大河は、渋沢さんだ。
渋沢さんのだい一歩はたしか、役人の横暴。
つまり既成の価値観への疑問だった。
渋沢さんは、慶喜さまとも懇意であったから、大河には慶喜さまとの関わりもえがかれるでしょう

渋沢さんは、多くの会社を作っただけでなく、生活困窮者や、障害者、孤児のために東京養育園という保護施設もつくりました。
明治の元老で、弱者救済をしたかたなど、いただろうか。
自己や一族の栄華にうかれたものしか、私には思い出されない。

薩摩や長州の下級士族にしろ、下からのぼりつめたわけである。
渋沢さんもまた、下からのぼりつめた。
なぜ、こうも違うのか、、。
頭が違う、といってしまえばそれまでだが。

利己的にしかなれない悲しいDNAが、そろそろ駆遂されてしかるべきなのに、なかなかならない。人間にあるいやしい部分である利己性を肯定し、発展したのが新自由主義と言われている。
そろそろ違う価値観の萌芽の台頭を期待したく、
渋沢翁の大河登場にエールをおくりたい。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.01.22 18:19:24
コメント(0) | コメントを書く
[生活] カテゴリの最新記事


PR


© Rakuten Group, Inc.