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テーマ:韓国!(17286)
カテゴリ:考
久々に学校が終わった後、J先生(うちの学校の国語の先生)とD先生(2年前までうちのに学校いたコンピューターの先生)と会うことになった。J先生とD先生は同い年で37歳。同じ団地に住んでいるのだが、なかなかあえなくて、たまたま今日時間があるのであったのだった。
J先生のうちでD先生を待つ間、凶暴化+甘えモード+ワガママ炸裂の子供を相手にしてヘトヘトになる私。 1時間くらいして、D先生がやっと来た。 外で食事しようかと思ったところ、雨が降ってきたので近所でまぁまぁおいしいコプチャンをシキることにした。 J先生「久々にあったんだから一杯乾杯しないといけないんじゃない?」 D先生はすごい酒飲みで毎日毎日ソジュを飲んでいるイメージもあり、泥酔するところも何度も見たことがある。とにかく酒がないと遊べない、お酒大好きなのである。 そのD先生が 「あ、私お酒飲まない」というではないか!!! J先生と私、瞬時に「ピーン!」ときましたよ。 J先生「あんた、妊娠したの?!」 D先生耳が赤くなる。 わー!やっぱそうなんだ!! 3週間前私がD先生に会ったときは毎日ダンナさんと晩酌をしていると聞いていたのに。 D先生2年前まで、相当夫婦仲がもつれていたのに、時間は薬だ。いろいろな努力?がみのったのかぁとうれしくなる。 上の子が今小学校5年生。その間二人目を望んでいたけれどいままでずっとできなかったという話しを聞いていたのでなおさらのことだ。これで夫婦の仲がいっそう深まって大事にしてもらえたらなぁと思うのだった。 *** で、ここからは「考」の巻 妊娠が発覚したらやっぱり今日の話題は妊娠、出産となるわけです。そこで、聞いた話。 D先生は昔かなり有名な製紙会社に勤めていた。結婚してすぐやめて子供ができ、5年後に社会復帰をした。5年間子供とだけ向き合って、専業主婦をした。 よって、義母や自分の親に預けている母は「ニセ親だ」と断言する。毎日子育ての酸いも甘いも経験している親は子供に対して声を荒げて大きな声でしかることも多々あり、アジュンマ街道まっしぐらになるしかないけれど、子供ができてもお姫様街道から抜け出せないのは子供をほかに任せている親だからできることなんだとさ。 それと、これはちょっと納得した話。 いくら経済的に困っているといっても1円でも多く稼ごうと躍起になるなという話。 D先生には製紙会社に入社したとき一人の女同期がきたそうだ。その人は結婚しても会社をやめず、妊娠しても毎日夜な夜なパソコンに向かって夜勤をしたそう。その際電磁波遮断エプロンと手袋をしながらの勤務だったらしい。 結局その疲れか7ヶ月で子供を出産、保育器?に入れられ子供は未熟児で障害を持ちつつ一日10万Wの入院費。結局妊娠中に稼いだお金以上のお金が出て行った。 次は分かるけど、納得はできない話。 D先生の旦那さんの部下二人はD先生と同い年。 その部下二人が同じ時期に妊娠し、同じく妊娠中になんらかのストレスを受けたという。一人は夫婦喧嘩、もう一人は借金のせいで仕事を無理にしたこと。 同じ時期に出産予定だったが、出産前に二人ともおなかの中の子供の心臓に異常があることが分かった。病院の医師から心臓以外も保障できないといわれたという。一人は生むことを決心し、一人はあきらめたという。私はこの時点で耳を疑ったのだが、もっと衝撃的だったのはその子供9ヶ月だったんだって。犯罪では?ニュースでは7ヶ月で生まれた子供が健康に育ってるとかやっているのに。それって日本じゃ絶対できないことだよね?韓国でも不法なんじゃ? 結局子供を下ろしたほうの親は2年間ずっと寺に通い続け罪を償い苦しんだけれど、2年後こどもをまた授かったという。ここでメデタシメデタシといっているD先生J先生にちょっと疑問を感じる。 で、一方、心臓に問題があるといわれても生んだ母親。子供は7歳になってもオムツをし「おーおー」という言葉しか発せられない。よだれをたらし、寝たきりの子供。 それでも母親は「あなたを生んでよかった、あなたがいてくれるから私は幸せよ」と言っているという。それに対してD先生J先生は「世間体」だと言う。自分に言い聞かせているだけの言葉だという。 私は子供がまだいないから、なんともいえないけど、それって?って思う。 どんな形であれ、自分の子供だったら愛情ができるものなんじゃないのかな?健康じゃなかったら邪魔者なの?2人の子供を比較していたけれど、9ヶ月でもおろして良かったと言っている二人にはちょっと疑問を感じた。 それぞれの家族には傍目から見ては分かりえない事情があるからなんともいえないけれど、なんだかなぁとふと思った。私も子供を生んだらしばらくは仕事をしないつもりだけれど、でも子供が健康じゃなくてもどんな形であっても、それはそれで自分の運命なのだからと受け止めなきゃいけないものなんじゃないのかなって・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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