s-mile (Diary only)

試合には負けてしまったのですが、
100年目にして初のNCAA men's hoop決勝戦進出で
大盛り上がりのイリノイ大学の当日の様子を
書いてみようと思います。

試合開始は8:20pm(セントラルタイム)。
ですが、キャンパス中のバーは午前中で既にいっぱい。
座れる席なんて、すぐに無くなっていたようです。


キャンパス中、オレンジで埋め尽くされる。
８割の人はオレンジを着ていた。
もーーーっちろんmisaも。
オレンジカラーのイリノイLoyaltyリストバンドも腕につけ、準備万端。
オレンジ(またはIマーク)のピアスも自作しようかと考えたんだけど、
結局やらず終いでした。
顔に貼るシールは家に置いてきちゃったし。
せっかく買ったのに(-_-;)


そして私の場合、授業は一つがキャンセルで、一つはあったんだけど
それが午前中ならまだしも午後の授業だったため、
だ～れが行くか！
って事で、自主休講。
(直前までてっきり授業はないものだと思い込んでいました。)

でも、当日に授業がある人は結構いて、
それでちゃんと行ってる人も多かったので驚き。
私の周りは「こんな大事な日に授業出るの？！スキップだよ！」
という友達ばかりだったので、少々びびりんぐ。
って･･･私の周りにはスポーツフリークが多いだけだったりして(笑)


で、どこで観戦しようか、かなり迷った。
１万7000人弱収容のAssembly Hall
(バスケ、ミュージカル、コンサートなどが行われる大きな円盤状のスタジアム)か
Union(大学の中心にある建物)か。

悩んだ末、Green St.とQuadに近いユニオンに決定しました。
Green St.は、キャンパスの中心を走る道路で
月曜の勝利後は１万人以上の人でごった返しになった場所。
通行止めにもなったんだよね。
(２つ前の記事の写真かな。)
Quadは、キャンパスの中心にある広場で、月曜は軽くパーティーちっくになった場所。
とにかく、この２箇所に激しい学生達は集合するので、
そこの近いユニオンを選んだわけです。


私達は2pmから場所を確保。
そして試合が近づくにつれ、ユニオンはどんどん混んでいきました。

試合中は叫びっぱなし。
イリノイの好プレー後はみんな飛び上がってハイファイブ、
UNCにやられた時は超ブーイング。
I-L-L I-N-Iコールやディーフェンスコールも起こる。

イリノイの追撃が始まると、
街中が地響き状態。
真隣の友達の声も良く聞こえないほどでした。

でも、そういううるさい場所の中で、当の私はと言うと、
ほとんど声をあげていませんでした。
というか、いつもこうなっちゃうんです。
かなり身を入れて応援している試合とかで
応援してるチーム、または選手が本気でヤバイ状態になると
手を顔の前で合わせ、祈り始めるんです。

そして「Oh, jesus, please, please, please...」だとか
「あぁ、お願いします。ほんとお願いします」とか
「あなたたちなら出来る。絶対に出来る。misaは知ってる」だとか
一人で誰にも聞こえないほどの声量で言い始めるんです。
自分に言い聞かせてる感じでもある。
まじ怪しいから(笑)
そして、本当に呼吸が出来なかったりします。

友達がみんな「大丈夫だからmisa!」って声をかけてくれるんだけど、
私はそれに対して頷く事しか出来ない。
Zona戦もそうだったんだけどね。


そんな呼吸困難にあいながらの応援も虚しく、
イリノイ大学は負けてしまいました。
まじ、自然と目に涙が浮かんできちゃったよ。
会場は一瞬シーンとなったけど、
すぐに"Thank you!!"だとか
"still #1!"チャントとかが始まりました。


負けはしたけれど、本当にありがとうって感じだよね。
Zonaに勝って、Final Four入りした時点で結構満足だもん。
ほんと、ありがとう。


その後、Green St.に出てみると、
負けたにも関わらず激しい地帯となりました。
Alma Mater像に登る人がたくさんいて、それを中心に人々が集まり、
"Still number 1!"
"Suck UNC!"
ってずっとずっとずーーーーーーーっと、叫ばれ続けました。

私も自分から危険地帯に近づいて、その中心あたりにいたんだけど、
バカな誰かが花火(爆竹？)を人の方向けて発射してさ、
額から血が出た人とかいたんだよ！
そして、私のすぐ横にいた友達の一眼レフカメラは
フィルターの部分が粉々に割れてしまいました。

あぁ・・・・・
でも、けが人が他に出なかっただけ良かったと思う。
バカ騒ぎはいいんだけど、悪ノリはよして欲しい。

その後も、Quadでは太鼓っぽい音が鳴り響き
木に登る人がいれば、
大玉転がしみたいに、人が、人垣の上をつたって移動していったりしました。
楽しかった。
あの雰囲気をずっと味わっていたかったわ。


試合後２時間位は、そこらへんで騒いでて、
その後友達にバーに来いと言われたので
挨拶がてら行く事に。

無一文で行ったんだけど、
色んな人(知り合いじゃない人までも)がショットだの色々とおごってくれ、
またツブレタ(爆)
ありがたいんだけど、頼むから、あんなペースで飲まさないでくれよぉ･･･(T_T)

そして2am過ぎに友達に送ってもらい帰宅。

お疲れ様でした。


このように、
100年目にして初の大イベントだったイリノイ大学は
負けても激しかったです。
でも、逮捕者はたったの５人だったらしい。
と、ローカルニュースで警察官が誇らしげにおっしゃっていました(笑)
ちなみに、Assembly Hallには1万2000人ほどが集まったらしい。

before the game

after the game

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