La Piazza di Bella Donna

兄ちゃんが小学校に入学してからこの 11 年、子供たちの夏休みの宿題を手伝ったことは、いまだかつてありません。
（教育的見地というより、単に面倒なだけでしたが。笑）

ところが、今年ついに、姉さんの宿題を手伝ってしまった。

実はうちの姉さん、実力が不足している分、平常点、提出物、無遅刻無欠席……という部分で稼ぐ、典型的なやつなんです。
（兄ちゃんは、逆に普段点はゼロに等しいくせに、テストで点を稼いでその場をしのぐタイプ）

……という事情がわかっているので、やっぱり姉さんの宿題の進捗状況が気になる。

で、相談を受けたのが、地理の宿題。
まずテーマを決め、そのテーマに沿って世界の中から 5カ国を選んで、レポートにまとめるというもの。
彼女としては、やはり自分が生活していたヨーロッパをメインにテーマを決めたいという。
う～ん、真っ先にワタシの頭に浮かんだのが、チーズとワイン。（笑）
ところが、チーズは例題で使われていて、テーマに選んではいけない、との指示が出ているのでダメ。
ワインは、やっぱり未成年なので、ワタシが主導権を握ったのがミエミエだし（笑）。

悩んだ末に、洋食器の窯元をテーマにすることを提案。
ちょうどバッチリ活用できそうな本があったので（実は、ワタシが多少なりともコレクターなので）、その本を元にやってみたら？とアドバイスしたのですが（この時点まで、ワタシは手伝う気がサラサラなし）、本人はイマイチ。
イマイチなら、自分でなんとかすればいいものを、そのまま放置してふて寝してしまう始末。

ゴラァ！誰の宿題だよ！！

でも、結局「提出物による得点」に目がくらんだワタシ。（爆）
レポートの規定として、「図、グラフ、写真は PC 使用可。ただし、本文は自筆が必須」ということが決まっていたので、とりあえずワタシがレポート本文案と写真、地図をプリントアウト。

ただいま、その本文案を元に、自分なりにまとめてレポート作成に精を出す娘。

ついにやっちゃったよ。（笑）