La Piazza di Bella Donna

……というわけで（どういうわけで？→10/13の記事を参照）、あわてて DV テープのダビングを開始しました。
（DV テープとは、テープ式デジタルビデオカメラで使うやつです）

実は、毎週お世話になっている整体師さん（♀）宅で、長年使ってきた8mmカメラがついにだめになった、という話だったので（しかもあいにくDVDデッキもだめになって、とてもダブルで買い換えられない！ということだったので）、もし良ければ、我が家の先代デジタルビデオカメラをつなぎとして使いますか？という話になったわけです。

だって、この夏、ついにHDD式のカメラ、買っちゃったんだもん。
でも、壊れてもいないのに、捨てるのはあまりにもったいないし、でもでも、オークションに出せるようなスペックでもないし……と、困っていたんでした。

さすがに箱は処分していたものの、取説から付属品から、完璧に残っていたのはスバラシイ。
（ズボラなワタシにしちゃ、上出来！！）
フンフンフン♪と鼻歌まじりに袋に入れていたところ、ふと神の声が。（って、オーバーな！）

「待てよ。カメラをあげてしまったら、ワタシはこのテープをどうやってみればいいの？」

だはは～。考えなしのワタシ。
……というわけで、取り急ぎ片っ端からHDDレコーダーにダビングすることにしました。
（テープをかき集めたら、なんてことはない、たったの9本しかなかった！笑）

見ていると、半分以上は娘のバレエの発表会のゲネプロ風景ばかり。
（本番中は、撮影禁止なので、ゲネプロしか撮影できないのです。本番の分は、もちろん大金払って毎年買ってます。苦笑）

そこに写っているのは、小学校4年生の娘の踊る姿。
まぁ～、なんてかわいらしいこと（これは親ばか発言ではなく、「現在の憎たらしさに比べて」という意味です！！怒）。
表情を見ると、とにかく一生懸命。
でも、過剰に緊張している感じではなく、どちらかというと「真摯に踊りに取り組んでいる」といった風情が……（それこそ、親ばか発言か？！笑）

当時はねぇ、見ていても「あ～あ、あんなところでヨタついて。膝も曲がってるし、指先もブラブラ！」なんて、表面的なことにしか目が行きませんでしたねぇ。
でも、今になって見てみると、そんな技術的なことではない、なんだかとにかく
「バレエが好きなの♪真剣に踊ってるの！」
っていう表情がなんとも良い感じではあります。
きっと、親のワタシのほうが、当時は「見る態度がなってなかった」のかも知れませんねぇ。

今のふてぶてしさ（？）の原点は、意外にもこんなに一生懸命な態度だったの？と、変なところにも感動しましたが（苦笑）。

ふてぶてしさといえば、ダビングしていたテープの中に、開園まもない「Disney Sea」に行ったときの記録が。
そこに写っている兄ちゃんのかわいいこと、かわいいこと！（これまた、「現在の憎たらしさに比べて」です、もちろん）
でも、カメラでずっと追っていると、時折照れくさそうな仕草を見せたりするところは、今の素地が垣間見えたりして。

しっかし、どこでどう曲がりくねって、二人ともあんなに憎たらしくなっちゃったわけぇ？？？（爆）