La Piazza di Bella Donna

高校 2 年間と数ヶ月、バイトに明け暮れた息子を尻目に、娘のほうは「たかり上手」の自負のもと、バイトをしないことに決めていました。

ほどほど勉強して、バレエだ何だ頑張れば、欲しいものはたいてい手に入るし。
しかも、「バイトをしていないから」という理由で、なぜか携帯料金もワタシが払ってるし。
（……って、お小遣いあげてないから仕方ないんですが）

そんな彼女でしたが、やはりキャッシュが必要なこともある、という現実に気付いたようで。（笑）
友達と出かけるときに（たとえばディズニーランドに行くとか）は、やはりそれなりにまとまったお金が必要。
でも、ワタシに頼んだところで「お年玉があるじゃ～ん」と言われるのがオチだしね。

そこで、彼女はバイトを始める決心をしたらしい。

最初、新規開店のドーナツ屋、と言っていたのだけれど、高い競争率にあえなく抽選もれ。
次に、友達の付き添いで話を聞きに行った居酒屋で行きがかり上いっしょに面接を受け、その友達は不合格だったのに、彼女だけ合格してしまった。
飲食店（特にアルコール付き）は、きついし、酔っ払いも多いし、やめておいたほうがいいんじゃないの？とやんわり言ってみたものの、「断れないからとりあえずちょっとだけやる」と言いつつ、初日に臨んだ彼女。

はい、初日でギブ～♪（爆）

もともと、ワタシの DNA を持っていらっしゃるので、接客業は絶対無理なのよ～。（笑）
無愛想が服着て歩いてるんだから、親子して。（ちなみに息子も良い勝負）

結局、学校の最寄駅周辺のコンビニに決まったらしいです。
イートインがあるところらしく、「サンドイッチとかも作る」と申しておりました。
まぁ、コンビニも接客業とはいえ、少なくとも酔っ払いはいないし、明るいし、大半の客とは会話の必要もないし、無難なバイト先ではないですかねぇ。

学校にバレエにバイトに、若いってのは、バイタリティがあっていいですわね～。
（かたや、2 足のワラジにすっかり疲労困憊のワタシ）