La Piazza di Bella Donna

無事に済ませてきました、百箇日法要。
最近では初七日は葬儀のときに兼ねてしまい、四十九日に納骨をして……というのも、つい最近知ったんですが（ありがたいことに、この年になるまで近親者の葬儀という機会自体がなかったもので、その方面に関しては無知丸出しなんでございます）、百箇日法要って、何が目的なのかまったく知らずに今日を迎えてしまいました。

で、お坊さんの読経の中、お焼香をして、「パパりん、そちらではゴルフ三昧ですか～♪」とご挨拶して、最後のお坊さんの説法（？ などと堅苦しいものではなく、ちょっとしたお話でしたが）を伺って、やっと謎が解けた。
（パパりんのゴルフに関しては、不謹慎でもなんでもなく、脳梗塞で倒れてからというもの、あれだけ好きだったゴルフもできなくなり、それが本当にかわいそうに思っていたんです。だから、「あちら」では、好きなゴルフを思う存分楽しんでほしいという娘心だよ～ん）

百箇日法要とは、「もう、泣くのは今日まで。明日からは自分の生活を大事にして、日々の出来事を仏さんに報告しなさい。楽しい報告をするためにも、楽しい毎日を送りなさい」という意味なんだそうです。
へぇぇ～、そうなんだ。
いろいろと学ぶことが多いなぁ。

で、「馬子にも衣装」の息子が、どんな馬子ぶりを見せてくれるのかと、一同わくわくしながら待ってたんですが、待てど暮らせど現れず。
そりゃそうだろ。
法要開始の 10 分前に、「ねぇ、やっぱりスーツじゃなきゃだめ？」と、我が耳を疑うような電話をしてきたんだから。
「あったり前でしょ！！何のために、今週あんなに忙しい思いをしてスーツを買いに行ったと思ってんのよ？！」
と、ワタシの脳血管はぶち切れ状態。
自宅から法事の会場まで、バイクでも優に 30 分はかかる距離なんだから。

結局、彼が現れたのは、法事が終わって、お墓参りも終わって、「どうする～？ヤツを待つ～？見捨てて帰る～？」と相談していた最中でした。

しかし。

馬子もまんざらじゃなかった。（笑）
高校の制服よりもイイ感じ。
でもでも、無精髭はやして、髪の毛ぼさぼさで、おまけに「寒いんだもん」と言いながら、スーツのズボンの「下」に、トレパン穿いてんですぜ！
いくら細いからって……スーツのズボンがパツンパツン。（爆）

やっぱ、今時の子って、宇宙人だわ。