La Piazza di Bella Donna

フェチ……とまではいきませんが、ちょっとこだわりがあるんです。

そもそもは、「自分の体に直接つけるものは、金額をケチらない」というのが（ほぼ）貫き通しているポリシーです。（たまに例外もあることはあるが……笑）

特に靴とブラは。

若い頃はお金もないから、いろんな靴を買いまくりました。
が、そもそも偏平足で、しかも右と左の足のサイズが 1 cm 近く違うので、合わない靴はある意味拷問だと感じるようになりましたね～。
「ギャル」（死語）時代をバブル期で過ごしたワタシとしては、有名ブランドの靴を買いたかったけど、なにぶんにも一般庶民ゆえ、高嶺の花でございました。

そんな庶民のワタシに一大チャンス到来。
ヨーロッパ駐在にくっついていくことになり、日本では手が出ないブランドの靴を買える機会に恵まれた♪（思い出したくない結婚生活の、数少ない収穫（笑））
ブルーノ･マリ、バリー、フェラガモ……いやいや、けっこう買いましたね～。

で、帰国して離婚後には一挙に貧乏生活に（苦笑）。
その間、やっぱり高い靴はそれだけのことはあって、直し直しず～っとはき続けていられたんです。（しばらくは靴なんて買えなかったんだよぉぉぉぉ。涙）
そんなどん底生活からも何とか這い上がり、今では「迷ったら買う」というキリギリス生活を満喫中であります。（爆）

結局、安い靴を 1～2 シーズンでつぶすより、高い靴を 10 シーズン履いたほうがシーズン単価ははるかに安い！……という理論を振りかざし、またまた買ってしまったワタシ。

フェラガモのモカシン＆ MIHAMA の白パンプス

一挙にお買い上げ～♪
え？10 シーズンなんて履くわけない？
いえいえ、マジでブルーノ･マリのショートブーツは 12 シーズン履いてます。
どうだ、参ったか！

ところで、万事がズボラなワタシなのに、どうしてもどうしても許せないことがある。
それは、かかとがすり減って鋲が出ているにもかかわらず、カツンカツン平気でその靴を履いてる女です。

絶対許せねぇ。靴が泣いてる、直して履けよ！！
「私はズボラです。こういう細かいところには気が回りません」
って宣伝して歩いているようなもんだよ。
靴フェチのワタシとしては、絶対に許せん行為だ。

去年の夏、娘のサンダルがそういう状態になりまして、普段は重い腰がなかなか上がらないワタシなのに、「すぐにミスター・○ニット！！」と叫んで引きずっていきました。
「1000 円のミュールを 1200 円かけて修理するのはもったいない」と言う娘を制して速攻で修理してもらった。

値段の問題じゃない。美意識の問題だよ。

こういう姿勢が、生活全般に生かされると、ワタシの生活ももっときちんとしたものになるんだろうが……。（汗）