旦那が休みだが特に遊びに行くあてもないので、最近車で10分ほどのところに出来た、大型ショッピングモールをぶらつくことにした。
いや~平日だってのにすごい混雑だった。
この辺の人は遊ぶところがないから、ちょっとめ新しい店が出来ると殺到しちゃうんだね。(自分もだけどさ)
特に買いたいものがあるわけでもなく一通りぶらぶらすると、お昼時になったので中に入っているレストラン街で食事をしようということになった。
時間も時間だったのでどの店も長蛇の列が出来ていた。
とりあえず無難にパスタでも食べるか、とウェイティングボードに名前と人数を書いて列にならんだ。
思ったより回転が速くて30分も経たないうちにいよいよ私達の番に。
あーやっと食事にありつける、とホッとしていたら案内係の店員さんが来て申し訳なさそうに言った。
「今3名さまで座れるお席がないんですよ。申し訳ありませんが、後でお待ちの2名さまを先にお通ししてよろしいですか?」
席がないんじゃしかたないのでいいですよ、と快諾した。
その後待つこと40分。
その間になぜか私達より後から来た家族連れが何組か案内されていった。
どーやら案内係の店員は私達の存在をすっかり忘れてしまったようだ。
私達ずっとここにいてまだかな、という眼で彼女に訴えていたというのに。。。
もしかして透明人間になってしまったのか???
何組目かの家族連れが案内されて行ったとき、ついに腹が減って珍しく怒り心頭の旦那が店員を捕まえて文句をいった。
ようやく案内係の店員は私達のことを思い出したようで、幽霊を見た人みたいな顔になった。
「申し訳ございません。この次、お客様が出ましたらすぐ御案内してお料理が出せるようにしておきますから、メニューをごらんになってお待ちいただけますか?」と言われ、旦那はしぶしぶ納得していた。
でも腹が減っていた私はなんとなくハァそうですか、とノコノコ店に入って何事もなかったかのように食事をするのも負け犬っぽくて癪だと思った。
だから「もういいよ、こんな店で食べなくても。他いこ。」と旦那を引っ張り連れ帰った。
私は普段は他人様にこんな嫌味は言えない。
生理は理性に勝るのだなぁ。
で、結局家の近所のバーミャンでご飯にありついたのは2時を廻っていた。
あれ、これって結局負け犬なのか???