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2004/06/11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
■米国で10万人超が利用するシェフ出張サービスから得られる大ヒント!その2

 それでは、本事例、その2に入りたいと思います。その1をご覧になっていない方は、なんのことかお分かりでないと思いますので、まずは、

http://plaza.rakuten.co.jp/missioninlife/diary/200406100000/#2004-06-10

を先にご覧になって頂くことをお勧め致します!

 この事例から学ぶべきことはたくさんありますが、その中でも特に今回は4点だけ取り上げたいと思います。

1) 士業従事者が孤独な士業従事者の悩みを掴んで組織化
 士業と呼ばれる範囲がどこまでを言うのかは、定義が難しいですが、ここでは個人の技量をもとに身体を介したサービスを提供する方のことと定義することにしましょう。

 例えば、医者、弁護士、コンサルタント(中小企業診断士)、司法書士、行政書士、税理士、デザイナー、ライターなどが当たるでしょうか? 私が実施している、コーチもそうかもしれません。

 こういった業務は、自分が病気になってしまえば、収益はあがりませんが、逆に身一つあれば、身体を使うことで、自分の知識を利益に変えることができるという利点があります。

 一方で、その特性ゆえに、身一つで大きな(何十名という)組織形態を持たずに活動している方が極めて多いというのも特徴でしょう。

 であるがゆえに生じうることなのでしょうが、どうしても孤独になりがちです。問題が生じても、知人・友人に相談に乗る以外は、自分で解決するしかない。こういうときに、同業の方はどう対処しているのだろうか、という悩みも多いものではないでしょうか?
 コーチング活動を一部の時間で行っている私自身がそうですので、良く分かります。(笑)

 パーソナル・シェフも同様でしょう。恐らく個人単位で動いていらっしゃるでしょうし、副業として実施している方も多いでしょう。それだけに、問題にぶつかったときに相談する相手がいないということは、大きな悩みと言えるかもしれません。

 そのニーズを掴んで、パーソナル・シェフの組織化を行ったということは、一つのポイントと言えるでしょう!
 ちなみに、実際に組織化して行っているサービスは、パーソナル・シェフ間で情報共有を行う場を提供する、その結果お互いを励まし合ったりできる、また、実際に大成功しているパーソナル・シェフの話を聞ける、さらに、定期的なミーティングで直接会ってお互いを動機付けあい、情報交換できる等!


2) 競合が生じないため、情報共有が促進しやすい(基本的に地域密着型)

 ところが、1)のような問題に気付いて、組織化を行えば必ず上手くゆくかというと、必ずしもそうとは言い切れません。

 例えば、情報共有を行う相手が競合先であれば、誰だって情報を出したがらないものでしょう。その場合、たいていの方は、傍観者になりがちです。

 その一方で、この事例のパーソナル・シェフの場合、その競合関係が極めて少ない。というのも、一人のパーソナル・シェフがカバーできるエリア範囲が限られている、地域密着型のサービスだからでしょうか。
 それだけに、自分の情報を提供するリスクが少なく、むしろ、自分情報を出すことでの自分の価値付けや、その対価として収集できる情報のメリットが大きいものとなるのではないでしょうか?

 上記の様々な立場に自分がたったときに、どういうときに、あかの他人に情報を提供しやすいかを考えてみると、理解しやすいのではないかと思います。(もちろん、たとえ競合する相手であっても、自分の方が、圧倒的にノウハウ量と実績において有利な立場にある場合には、そのノウハウを競合他者に提示することのメリットは極めて大きなものと感じます。)


3) 場の提供に加えて、コミュニティを活性化させるための情報提供を実施
 こうしたネットワークを形成する場合、定期的なコミュニケーションの場の提供だけで終わってしまうことも少なくないですが、この事例の場合、組織化するだけではなく、組織運営者自体が様々なノウハウを配信しています。
 例えば、定期的なレシピの提案(これは、新入りのパーソナル・シェフにとってはありがたいことですね)、シェフとして仕事をするための知識、そして、仕事を獲得してゆくためのマーケティングの知識等。

 ニュースレターも、3ヶ月に1回と、頻度は少なく感じますが、配信されることで、コミュニティの維持をはかっていらっしゃいます。


4) リピート構造
 そして、私が一番好きで、最も大切にしている考え方がこれです。
 通常の情報起業では、ほとんどの方が実現できていらっしゃらないものが、これかとも感じています。新しい商品を出さなくても(あるいは、新しい商品を出す必要があっても、その商品が安定的に生み出される仕組みがある)、定期的に(毎月とか毎年とか)安定的に収入が入る仕組みをつくるということですね。

 実際、私自身が本業の傍らで行っている活動においても、実施できているかというと、コーチング活動や顧問契約といった士業においては実現できいるかもしれませんが、情報商材を販売するという点では、これからの課題でもあります。(もちろん、リピート構造を作る方法については、計画されていますが、実現はそう簡単なものではないでしょう…。苦笑)

 このパーソナル・シェフ・サービスでは、年間、一人のパーソナル・シェフから6万円以上が入る構造になっています。
 現在は、まだ200名弱ほどしか参加していないということですので、年間の収入は1000万円程度でしょうが、CSを維持しさえすれば、これが毎年入ることが保証されているのですね。
 
 全米で10万世帯以上が利用しているサービスとしては、規模が小さ過ぎる感じがしますので、仮にマーケティング活動に力を入れたとしたら、すごいことになるのではないかと想像しています。
 実際、本事例のサイト

http://www.personalchefsnetwork.com/


を拝見してみると、どちらかというと、既にブランドが確立された企業のようなサイトの作りになっています。
 少なくとも、サイトを初めて訪れた顧客のアドレスを獲得するためのオファーの用意といった、新規事業にとっては当たり前の仕掛けも施されていませんので、もし、ネットワークを大きくしたいということであれば、まだまだ手が打てるのではないかと感じます。
 逆に、もし今まで、現状のマーケティングのやり方で、ここまでの規模まで持ってこられたとしたら、それこそすごいことだと言えます!

 少し話が反れましたが、現時点のリピート構造に加えて、セミナー活動や、新商材の開発・販売までをも行ってゆけば、さらに収益は上乗せになるわけですから、極めて小リスクで立ち上げて、しかも収益が安定し、拡大もしやすいという理想の形態の一つではないでしょうか?


 以上、4つの観点から、本サービスの優れている点を紹介させて頂きました!(もちろん、これら以外にも、もっと、もっと学ぶべき点はありますよ!)


 それでは、このパーソナル・シェフのネットワークと同様な事業の事例は他にあるのでしょうか? 何か思いつくものはありますでしょうか?

 それは…、といいたいところですが、「つ・づ・く」とさせて頂きたいと思います。ごめんなさい。

 どうぞ、次回をお楽しみに!





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Last updated  2004/06/14 11:36:50 PM
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