じゃじゃのめ

ごぶさた日記でございます。

昨日は、タイのロイカトン祭り

直訳すると「灯篭流し」なんだけど
「灯篭」というよりは花篭？のような

バナナの幹を輪切りにして
花や葉っぱで飾りつけ
ろうそくとお香を立てて
火を灯して水に流し

11月の満月の夜に
1年の穢れを水に流す
ヒンドゥー教由来の
お清めのお祭りです

今年は珍しく週末にかかり
数年ぶりに尻とロイカトンしてまいりました

去年は確か人ごみが嫌で行かず
おととし。。行ったっけ？
とにかく前回行ったのは
水辺の混雑を避けて
街中のお寺でやっていた

風船飛ばし

灯篭流しより
コームファイ（火がついた灯篭を飛ばす！危険！でも幻想的！）より

かなりトーンダウンした感じで
でもまあ1年間ためてきた穢れを飛ばす
という意味合いで飛ばしましたよ、風船

地味に楽しかったけど


今年は
珍しく日本人友人に尻が交じって
そこで友人が持って来てくれた泡盛をしこたま摂取

した挙句
店を出た途端に最後の一杯のせいで
グッデングデンになり

とっとと帰ろうぜ～

という私の賢い進言にも耳を貸さず
酔っ払って勢いがついた尻は

今からロイカトンだ！

と
こんな時に限って
すてきなシチュエーションのワットアルン（暁の寺）へ。。

ほんっとに数年ぶりに酔っ払ってた私は
白目をむきながら

ほんっともういいです
穢れ？1年分くらい来年に持ち越しても平気
つか、普通にもう立ち上がれませんから
是非とも貴方一人で行くがいいんじゃないかしら
おとなしく私は車の中で待っておりますし

と
御託を並べるも全く聞き入れてもらえず
車から無理矢理引き摺り下ろされ

夜更けにも関わらず
1年に1度の特別な日
ぽつぽつと行き交う若者たちに
奇異な目で見られながら
渋々車を降りて川に向かって歩いて行きました

グティという僧坊エリアを
まっすぐに歩けない中年カップル（我々）が
ふらふらと通り抜け

足を踏み入れたときは人影がなかったのをよいことに
尻がシメシメと立ちションをし始めたところに
僧侶とその信者たち登場！

僧侶に「立ちションしてるの？」とゆるく話しかけられ
困惑しながら苦笑いで小走りする尻
（もちろん私は立ちション野郎を置いてスタスタ歩いてました）

バーカバーカ！！

そうするうちに
目の前にライトアップされた名刹　ワットアルン

敬虔な仏教徒である（けど立ちションはする）尻は
テンションあがっちゃって

お参りだ！お参りだ！

と
これまた私の手を引いて本堂へ。。

あ、あの。。
上座部仏教徒でない私でも
こんなに酒の匂いプンプンさせて本堂に入るのは
たいそう気が引けるんですけど。。。涙

やむなく尻に付き合ってお参り、のふり

タンブン（お布施）だ、タンブンだ！

と
賽銭箱にお金を入れる尻。。。

入籍を機に、これから言わないようにしよう！
と、私が可愛く心に決めていた

「死ねばいいのに！」

という言葉をガマンしすぎて
吐き気すら催す。。。
（あ、酔っ払いゆえの吐き気ではありません）

で、ようやく
境内で売っていた灯篭を買って
水辺に行き灯篭流し

そこでもお経をあげさせられ
もう抵抗する気力もすっかりない私は
酔っ払った勢いでなぜかいつもよりスラスラ読経

かつ、灯篭売りのおばちゃんがくれた
ワットアルン用？あるいは灯篭流し用？の
お経が書かれた紙もスラスラ読めました

関係ないですが
多言語での飲み会とかに参加してると思うんですが
酔っ払うと皆さん外国語がうまくなりますよね？

私の友人も
「酔っ払うと日本語がスラスラでるんだよね～！」
と言っていたし
私も、酔っ払うと結構英語が上手に喋れます
ちなみに、こないだの尻＠福井も
酔っ払った挙句日本語でペラペラペラペラ喋ってました

が、まさかこの法則が読みにも適用されるとは！
思ってもいませんでした！

で、へべれけでお経を唱えた後
ようやく川面に灯篭を。。し、しかし、
水面が結構遠く、腹ばいになって、浮かべないといけない距離感

絶対落ちるわ！

と思ったけど、落ちずに無事灯篭を流すことができました
（詳しくはつぶやきの写真をご参照くださいｗ）


と、大変長くなりましたが、ここまでは前置き

で、ですね

昨日はお昼からまた別の水辺、ター・シャーンへ
3度目になる葉っぱ占いに、友人と行ってまいりました

主に仕事について考えあぐねていたので
あのおばちゃんのところに行ってみよう！ということになり

ロイカトン当日でタイ人観光客も多く
ヨーロッパなどが休暇を取る時期になったこともあって
いつもよりすごい人の数

でしたが
葉っぱ占いおばちゃんは13：30頃到着

珍しく約束時間前に着いていた私は
待ち時間なしで見てもらうことができました

で、その内容

　「来年初旬のいつ辞めても大丈夫。
　　次の仕事もすぐに見つかるわ。
　　次の仕事は、自分の好きなことをするはずよ。
　　自分で仕事をしても大丈夫。
　　かと言って、今の会社にいてもけっして悪くはないわ！」

　「日本に帰っても、タイにいても、どちらでも大丈夫。
　　でもあえて選ぶなら、今はタイかしら。
　　するべきことがたくさんあるはず。」

　「時間があれば、タイ人の子供に日本語を教えるといいわ！
　　先生に向いているはずよ」

　「あとあなたには第六感があるわ。自分でそう思わない？
　　これからじっくり観察してみなさい」

　「入籍したことも、よい決断だったと思うわ」

　「お金も健康も家族も、問題ないわ」

とまあ、大体こんな感じのことを言われました。

つか、どんだけ順風満帆！！

どんな選択肢でも絶対大丈夫！的な！


で、この葉っぱ占いのおばちゃんには、
いつも同じような内容を言われていて、
いつ聞いても「大丈夫」と言われる、んだけど

あまりのいつでも「大丈夫」っぷりに
自分の決断にとっての参考にはならないため、
あんまり頭っから信用はせず、

きっと取り立てて言うこともないんだろうな

と解釈してたんですが

昨日ふと

もしかして、私って「大丈夫」という強運の下に生きているのかしら？

と思ったわけです

これまでは、自分が大丈夫ということを全く信用してなかったんですが
これは、あの葉っぱおばちゃんのお墨付きだ、と理解することにしてみようと思います

なんか、何かしようと考えると
心配するのが趣味、みたいになってるところがあるし

心配せずに己の道を歩んでみればいいんだと思います。


最近、見かけた話で

馬を手に入れた男に、村の人たちが「なんと幸運な」と言い
息子が馬から落ち怪我をした男に、村の人たちが「なんと不運な」と言い
息子が怪我をしていたために兵役を免れた男に、村の人たちが「なんと幸運な」と言い

その度に男は「幸運でも不運でもなく、その物事が起きただけだ」みたいなことを呟くなう！

じゃないけど、なんかそんな話

で、何が言いたいかよく分からないんだけど、
とにかく、損だ得だとかリスクとか、深く考える必要はなくって、
とりあえず前に進んどけば、人生そうそう間違いはないんじゃないかな

ってことです＞フォーミー！ざっつ安易！ビバ安易☆


あと、最近発見したこと

私はすごーく「損をする」ってのが怖い
世間一般よりも「不遇な状況」になるのが怖い

けど、まあ、今も人より特段恵まれた環境にいるわけじゃないし、
その状況になっちゃったら、いつも対して不満もないんだけど

何なんだろう。。？

その辺が、色々前に進めてない原因かな、とか思ったりもしつつ、
考えれば考えるほど、思い当たる原因が出てきたりして、混迷！

なので、分かった！

考えるな！感じろ！

って、そんな投げやりなオチに逃げて
今日はこの辺で～

ラララ～♪